ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


チンクでジムカーナ!走らせ方のコツは? ~ゆるやかジムカーナ参加レポート~

こん○○は!
今回は『ゆるやかジムカーナ』参加レポートをお届けいたします。

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先日、FIAT500Sの足回りをバージョンアップした記事をアップしました。

www.slender-g.com

非常に楽しい仕上がりになったことをお伝えしていますが、この仕様でまだジムカーナを走ったことがなく…今回FIAT500Sで参加させていただきました。
この仕様でどのくらい楽しく走れるのか、非常に楽しみにしておりました!


[目次]


今回の目標

今回の目標はこの3つ!

  • チューニングしたFIAT500Sのジムカーナインプレッション
  • サイドターン挑戦
  • 来年のFIATFESTAに向けたジムカーナ経験値稼ぎ(笑)

とか言いながら、チューニングで楽しくなったチンクで一日遊べれば十分なんですけどね♪


今回のコース

こちらのコース図をご覧ください。

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いつもはもっとグルグルと入り組んでいる印象ですが、今回は2速を使う割合の多い高速なコースでした。
覚えやすくて、それでいてチャレンジングで特に前半セクションはかなり面白いコースでした。

チンクは兎に角アクセルのレスポンスがめちゃくちゃ悪いので…
(スロットルコントローラーを入れて大きく改善されますが…悪いもんは悪いのです💧 )
頻繁にシフトダウンを強いられるコースは操作が大変なのですが、今回のコースは比較的シフトダウンしなくて済み、すこし楽が出来ました。

 


コースの覚え方

自分は幸いすぐ覚えられる方みたいでミスコースは操作ミス以外ではしたことないのですが…
ジムカーナでミスコースしてしまうと、間違ったことに気を取られてしまいその一本が楽しめないのでは?と想像します。

ジムカーナのレポートでは、ほぼ毎回「どうやったらコースを覚えられるか?」を書いていますが、今回はいつも以上に踏み込んで書いてみようと思います。

 

完熟歩行の歩き方

走行前の完熟歩行ですが、このパイロンの右(左)、次は~的な覚え方は一周目にします。
二周目からは歩いてパイロンを通過する際、次のパイロンのどこを抜けるか、つまり目線を先に上げて次、出来れば次の次に意識を向けて歩くと良いと思います。

その際、自分のクルマの車窓からどんな景色が見えるか想像出きると尚良しです♪

ちょっと難しいことを言ってるかもしれませんが、自分は完熟歩行の際は割と真剣に歩きながら上記のように考えて歩くようにしています。
人それぞれかもしれませんが、人の後を歩いたりすることは極力避け、一人で集中してサッと覚えた方が自分は良いみたいです。

また、この感覚はジムカーナ走行会”ならでは”かもしれませんが

  • このコースはどの辺が楽しいか?
  • タイムが稼げそうな高速セクションはどこか?

みたいな事を意識しながら、クルマで走った場合、どんな風にパイロンをつなぐと楽しいか?みたいな謎解き感覚を持てるとより楽しく覚えられると思います。


それでも忘れちゃうことはある

覚えてたのに、スタート前に真っ白になっちゃった!!
もう最悪ですよね。。。

そうなってしまったら一旦落ちついて…スタートまでに競技走行中のクルマを見ることで、忘れてしまったところを補完しつつ、再イメージを整えると良いと思います。
※自分も今回スタート時にワイワイとお話ししていたら一瞬コース図が飛びかけましたが、人の走りをみて思い出し事なきを得ました(;^_^A

 

また、こんな風に…

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ダッシュボードに貼っておくと、お守り的に忘れない気分にさせてくれるかも(これでも忘れるときは忘れますよね💧)

その他『こうやったら覚えやすいよ~』などアドバイスをお持ちの方がいらしたら、是非コメント欄に書き込んでくださると嬉しいです。

 


自分の走りはどうだったか?

ジムカーナインプレッション

足回りを交換したFIAT500Sですが、ジムカーナのスピード領域での全開走行は非常に楽しかったです。

※KONI special ACTIVEとVOGTLANDダウンサウスに交換しています

 

クルマが非常にキビキビ動くようになり(ノーマルチンク比)で、止まる・曲がるのフィーリングが確実にワンランクアップした感じ。

サーキットでは役不足に感じたノーマル形状のショックとダウンサスもジムカーナでは程々にフィットしていて、ノーマルでは何か操作を与えるたびに車体が大きく動きすぎていたのを大分抑えてくれて非常に走りやすくなりました。

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とは言え…やはり街乗りでの乗り心地重視の足回りですので、操作に対するクルマの動きは大きいことも事実。これ以上の速さやレスポンスを求めるなら車高調を導入すべきだと思います。

気になった点として…2速→1速へのシフトダウン時はアクセルのレスポンスが今一つなせいで、ヒール&トゥが少々やりにくいのは残念でした。
かなりゆっくり操作すれば出来ることはできるのですが、スロットルコントローラーでの改善にも限界がありそうです。


サイドターンは出来たのか?

いきなり結論ですが…
『出来ませんでしたーっ( ;∀;)』
といいますのも、クルマの仕様上このままだと無理な可能性が大…という感じだったのです。

詳しくお話ししますと、、、

  • サイドブレーキのロックそのものは出来る
  • 旋回しようとするとロックが解除され、旋回が止まってしまう

こんな感じになってしまうのです。

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自分では単に下手なのか、クルマの問題なのかわからず埒が明かないので、クルマにお詳しい主催者のOさんにも乗って頂きチェックしてもらいました。

結果は私の時と同じ。 


Oさんの見解は以下の通りでした。

  • 確かにサイドブレーキがロックしにくい
  • VDCが効いちゃって、スピンモードが回避されていると思う

リアのブレーキシュー交換でロックはしやすくなると思うけど、VDCをカットできないとサイドターンは出来なさそう…という事が今回分かりました。

当日ご一緒していたNeru@ABARTHさんによると、ABARTH乗りの方はVDCを強制解除するようなKILLスイッチをつけてる方も多いとか。
FIAT500でそんなことをやっている方は(ほぼ)いないようで、ABARTHと同じようなことが出来るのか?出来たとしても実績が少ないと怖すぎる…

という事でチンクでサイドターンを試みるのは諦めることにしました。

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今後、ネット調査やショップさんなどで、簡単で安全にVDCを全OFF出来るといった情報が見つかるようであれば、改めてチャレンジしてみたいと思います。

 


チンク…中々速いじゃん(; ・`д・´)!!

ジムカーナでのチンクの速さですが、当日一番時計の方が52秒くらいのコースで、ベストラップが58秒8でした。
100馬力、1トン超で、足回りも純正形状、タイヤもハイグリップじゃないので、まずまず良く走ってくれているのではっ!?

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チンクで軽快に走るコツ…ではないですが、自分の走らせ方をご紹介します。

 

空気圧の調整

履いているタイヤが純正サイズの185/55R15なのですが、割と扁平率があるタイヤを履いています。
そのため、フルブレーキ時や横Gが掛かるところでタイヤのたわみが出やすいので、スポーツ走行時は少し剛性感を出すために高めの空気圧設定にしています。

  • タイヤ:ブリヂストン Adrenalin RE-003 185/55R15
  • フロント:冷間240kpa → 温間255~260kpa
  • リア:冷間250Kpa→温間260kpa

エアボリュームを確保することで止まりやすく、且つそこそこキビキビ走ってくれる感じになりました。

 

ライン取りとギア選択

チンクの1速は直ぐ吹け切ってしまい非常に使いにくいです。

そのため、速度を落とさず2速を使ったまま走れるようにできるだけラインの大きくとり、ブーストが掛かる回転数を維持するよう走りを意識しました。
今回のコースでは前半セクション、ほぼ2速で走り切っています。


という事で、今回もジムカーナ参加レポート的な動画を作ってみました。


【FIAT500】チンクでジムカーナ全開走行!!~ゆるやかジムカーナ参加~

ご覧いただいた方に、なんとなくジムカーナ走行会の様子がつたわるといいなと思っています。
宜しかったら是非ご覧ください。

 


最後に…

主催の皆様、スタッフの皆様、ご一緒いただいたエントラントの皆様、ありがとうございました。
丸一日チンクでの全開走行を満喫することが出来たし、チンク乗りの皆さんともワイワイできて、とっても楽しい一日でした。

次回3/21(日)もできるだけ参加したいと考えております。

 

ではでは、今日はこの辺で。。(^^)/