こん○○は(^^)/
以前、うちのチンク(FIAT500S)にもハイグリップタイヤ(ダンロップDIREZZA Z3)を履いたという話をアップしましたが…
ついにチンクの主戦場(のつもり)であるジムカーナで練習することが出来ました。
今回も「ゆるやかジムカーナ」さん主催の走行会にてたくさん練習させていただきました。
[目次]
チンクでスポーツ走行って…楽しめるのか?
これまでもジムカーナの速度域、且つチンク比であればそこそこ自分が行きたい方向にクルマが行ってくれる仕様だったと思いますが、他のクルマと余り比べる機会がなくチンクの走りについて客観的に見る機会がありませんでした。
ブログ未掲載ですが、2月にとあるジムカーナで練習会に参加した際、他のエントラントさん達にチンクを乗っていただく機会がありました。
そこでは…
『意外と自分が思うように素直に走ってくれて楽しい』
『全然印象が違った!ステア操作に対して結構ちゃんとまがってくれて気持ちいい!』
『サイドが思ったように効かない。サイドターンは諦めたら💧』
などなど率直な感想をいただきました。
私もGRヤリスやNDロードスター、ER34スカイラインなど他のクルマを運転させていただくことでたくさんの発見がありとても面白かったので、別の機会に語りたいと思ったくらいです。
チンクの走りはスポーツカーと比べ正直もっさりしてます。
しかし、純正ショックから少し減衰の効いたショックに変更すると、止まる・曲がるについては結構楽しめる様になりました。
2月の練習会のときに装着していたタイヤは「ダンロップ LE MANS LM704」というコンフォートタイヤ。
今回DIREZZA Z3で走るジムカーナには期待が高まります。
ハイグリップタイヤを履いたチンクはどうよ?!
率直に言って…
かなり乗りやすくなりました!!
純正の185/55R15から195/50R16にサイズアップもしていますが、パワーが食われる感じもなくちょうどいい感じ。
特にステアを切った時のソリッド感、クルマの動きにキレが増した感じで、これまでと比較したら面白いクルマになりました。
うちのチンクの足回りは純正形状ショック+柔らかめダウンサスというかなりマイルドな仕様。
チンクの使い勝手に合ったいい脚だとは思うのですが、サーキットではロールにノーズダイブにとどうしてもクルマの動きが大きくなってしまい足回りの役不足感が否めません。
しかし、ジムカーナ練習場くらいの速度域だと「ちょっと物足りないけど…結構楽しいぞ!」くらいの感覚で走れるようになりました。
足回りのアップデートというとどうしても車高調に目が行きがちですよね。
もちろんそれで正しいのですが、普段使いの乗り心地が最優先でハードな車高調を入れることに躊躇する方もいらっしゃると思います。
どノーマルのチンクに感じるであろう
『低速でもすごいアンダーを感じる』とか
『路面の凹凸でひょこひょことした落ち着きのない動きがいまいち』
この辺の症状を改善することが目的なら、ちょっと質のいい純正形状ショックを入れてあげると走りが大分よくなります。
サーキットを視野に入れてる人には物足りないと思いますが、街乗りや高速道路、ワインディングを楽しく走りたい方にはショック交換もご検討されると良いかと思います。
因みに、うちのチンクの足回りを交換した時のインプレッションも記事にしています。
もしご興味がございましたら、是非こちらの記事もご覧くださいませ。
スタートダッシュのための秘策
MT車のFIAT500にはどうやら
- クラッチを切ったままギアを一速に入れる
- その状態でアクセル全開しても3,000rpmまでしかあがらない
という謎のローンチコントロールみたいな機構がついています。
これのせいで、ジムカーナの様なゼロ発進でダッシュすることが難しいのです。
これを解消するためには
クラッチペダルの根元左側にある上記写真のコネクタを外すとこの機能が無効化されます。
このコネクタを外すと、チェックランプが点灯したり、ヒルホールドアシストが効かなくなるといった症状がでるのですが、この日試してみたところ実際の走りには影響はなさそう。
ジムカーナの時だけ外すのはアリかと思います。
実際、3,000rpmを超える回転数で少し半クラを使ってホイルスピンするようなスタートダッシュが出来るようになりました!
もっとも…機能としてスタートダッシュが出来るようになっても実際に効率的に使えるかはまた別のお話し。練習が必要です😅
今回の走りのテーマと実際の走り
ジムカーナの話に戻しますが、このは2つのコースを準備していただきましたが
今回はこちらのAコースをひたすら練習しました。
テーマにしたのは以下三つの点。
- スタートダッシュする
- コーナー速度を上げる
- 意図をもって操作する
最終的に、FIAT FESTAで開催されるパイロンジムカーナで良い走りが出来ることを目指したいので、コースを大きく使ってアクセル全開率を上げる走りを心がけました。
実際の走行動画です。
この日のAコースでベストタイムは52秒2。
チンクで走ったタイム的にはまずまずだったと思うのですが、スタートと前半セクションは良かったのに後半がぐだぐだになるなど、終始走りをまとめられずじまい💧
この辺はサーキットの感覚と全く一緒ですね😅
ジムカーナはコースが一期一会な分、コース理解と走らせ方のイメージを即座に作れる分析力と、実際に走らせることができる技量が必要だと走る度に痛感します。
これは走りこみと分析で覚えていくしかないですね。
本番のFIAT FESTAは5月末。
※写真は去年の様子です
今回3回目の参加になるのですが、ついにハイグリップタイヤであるZ3を投入しちゃいましたし…思い切って優勝目指して頑張ってみたいと思います(≧▽≦)/
(これで優勝できなかったら…車高調を付けちゃうか?😅…無理か💧)
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/
P.S.
この日、ろっ骨を骨折したまま走ってたのですが走行当日は割と大丈夫で高を括ってましたが…翌日痛みで午前中起き上がれなくる事態に😅
どんなモータースポーツでも身体に負荷掛かりますので、無茶するのはやめましょう!
↑↑今日のおまいう💧↑↑
■おまけ(うちのチンクのスペック)
こんなチューニング内容で走ってます。
チンクでスポーツ走行してみようかな…と思っている方のご参考になれば幸いです。
足回り:KONI Special Active(純正形状ショック)+VOGTLANDダウンサス
タイヤ:DL DIREZZA Z3(195/45R16)
ECU:RacechipGTS(ちょっぴりブーストアップ)…多分100馬力弱
その他:RECARO RS-G(フルバケ)+Sabelt4点ハーネス
※他すべてノーマルです。