こん〇〇は!
サーキットネタ関連の記事をたくさん書いときながら「サーキットを走ってるネタがないやんけー」と思われちゃいそうな当ブログなので、たまには本当にサーキットに行ったお話しもしないと...ですよね。( ̄▽ ̄;)
という事で、先日筑波サーキットコース2000のファミリーライセンス走行に行ってきました。
サーキットに到着してからの走行準備、実際に走る時の様子などを、まだ走ったことない方にも少しでもイメージ出来るようにお伝え出来ればと思っています。
尚、筑波サーキットコース2000についてご紹介した記事を過去にアップしてますので、宜しかったらご覧ください。
[目次]
■走行準備
・ホイールナットの増し締め
トルクレンチを使って、規定トルクで締めましょう。
こんな感じので十分です。
トルクレンチが無ければ十字レンチでも構いませんが、足を使って増し締めするのはボルト舐めたり破損の恐れもあるのでやめた方が良いです。
サーキットでは走行前にいくつもやる事があるのですが、自分はコレが一番大切だと思っています。サーキットでタイヤが外れたら大惨事間違いなし。タイヤが外れるなんてなさそうに思うでしょうが、過去には事故も起きています。
全てが自己責任のサーキットではありますが、極力他人様に迷惑をかけないよう、出来ることはしっかりやっておきましょう。
・空気圧(エアー)の調整
サーキットでの全開走行をすると、かなり空気圧が上がるため、あらかじめ空気を抜いておきます。
どのくらい空気を抜くかですが、そのクルマの標準空気圧が220kpaだとしたら、まずは190kpaくらいにして様子を見るのが良いと思います。
タイヤによっても適正空気圧が違うので、ネットで調べたり経験者の方に聞いてみるのが吉。きっと色々教えてくださるでしょう。
因みに、私はこの日はこんな風にセットしました。
- タイヤ BS POTENZA RE-12D 265/35R18
- 狙い 4週目くらいで4本とも温間180kpa狙い
走行前に設定した空気圧(冷間)
右前後 150kpa / 左前後 140kpa
※筑波サーキットは右回りなので、左タイヤへの負荷が高いため、左の空気圧を予め多めに抜いておく
コレで大体狙い通りでした。
タイヤや駆動形式によっても違うので話半分で読んで下さいませ。
尚、私はこんなエアゲージを使っています。
(STRAIGHT/ストレート) エアーゲージ 600kPa 15-297
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使い勝手は十分満足しています。
・オイルの点検
ボンネットを開けて、エンジンオイルの量を確認します。足りなければ継ぎ足します。
散々巷で言われていることですが、ロータリーエンジン車でサーキットを走る場合は必ずオイル残量を確認して、必要に応じて継ぎ足ししましょう。
・各種キャップのテーピング
走行中、オイルや水などが漏れないように、キャップの上からしっかりテーピングします。
以前も書きましたが、筑波サーキットでオイル漏れしちゃうと10m毎に1,000円のオイル処理料金が請求されますので要注意です。
・牽引フックの取り付け
万が一のコースアウトやクラッシュ時など、自走できなくなった時のために前後とも牽引フックを取り付けておきます。
・シートベルトの調整
身体をしっかり固定できるよう調整します。
特に腰回りががっちり固定できるように調整できると良いです。
・ダンパーの減衰力の設定
自分は結構これを忘れて走ってしまい後悔することがあるので備忘録的に書いておきました。
初めのうちは、ベストのセッティングを出すのも難しいと思うので、設定した値とタイム、フィーリングを記録して、徐々に合わせていくのが良いと思います。
変えるのは冒険心がいりますが、まずは色々試してみてクルマの動きを体感するのが慣れる近道です。(^^)b
・GPSロガー、カメラなどの設置
あとで自分の走行の反省をするのにGPSロガーやビデオカメラを設置します。
カメラはGoProみたいなものがベストだと思いますが、自分はこんなハンディカムで撮ってます。
JVCKENWOOD JVC ビデオカメラ Everio R 防水 防塵 32GB内蔵メモリー シャインホワイト GZ-R480-W
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ちょっと広角狭いけど、グランツーリスモの様に撮れてるので、私は気に入ってます。(^^)v
・走行券購入
チケット売り場にいき、必要事項を記入し走行券を購入します。
今回は予約なし当日購入なので、ひと枠(Y3)¥3,900とトランスポンダー(計測器)レンタル&タイム計測費用で¥1,000、計¥4,900でした。
トランスポンダーは運転席(右側)ドアのドアポケットにこんな感じで固定すればOKです。
固定にガムテープだけだと心もとないので、隙間に軍手などを挟んでおけばしっかり固定できます。
レンタルせずとも磁気式計測機(LAPSHOTなど)をお持ちなら正確なタイム計測が出来ますが、残念ながらセクタータイムは取ることが出来ません。
LAP SHOT (ラップショット) LAP SHOTIII (12Vバッテリー接続タイプ) [品番] LAPS30
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トランスポンダーと計測サービスなら各セクター毎のタイムや、計測ポイントでの最高速を出してくれるので、走りの分析や車両コンディションのチェックに役立てることが出来ます。
結果はこんな風に印刷してもらえます。
■走行編
・ピットから出る時
ピット出口のシグナルが青になったら走行開始です。
ピットレーンから出る時、左側の点線(ホワイトライン)を横切らないようにします。
特にヒート途中でコースに入る時にホワイトラインをまたぐと、後ろからレーシングスピードで走ってくるクルマと接触する危険性が高くなるので、ホワイトラインは跨がないクセをつけてしまった方がいいです。
・アタック開始
タイヤを温めてから、前後車両との間隔を見てアタックしてみます。
最初は様子を見ながら、徐々にペースを上げていきましょう。
夏場だと、2周アタックしたら1周はクーリング走行をして水温・油温を下げたほうがクルマに優しいです。気になる方はまずは水温計から導入されると良いと思います。
・ピットに入る時
筑波サーキットのピットロード入り口はバックストレッチ終端右側にあります。
ここも短いながらホワイトラインがありますので、跨がないように入ります。
■走行の様子(動画でご紹介)
ピットロードに入るところから、実際のアタック、ピットレーンに戻るところまでを動画にしてみました。
ご参考になれば幸いです。
■番外編:私の手持ち荷物を公開
毎回サーキットに持って行っている工具や道具についてご紹介しちゃいます。
ドライバー、ハサミ、接着剤、ライト、予備オイル、LLC、トルクレンチ、インパクトレンチ、牽引フック
スペアタイヤ、ガソリン携行缶、エアゲージ、故障診断機
マルチツール、ジャンプスターター、電源トランス、予備のナット類
※工具系が大分貧弱なので、そのうちお値打ち品をそろえたいです。
という事で、今回主にサーキット走行前の準備に重点を置いてみたのですがいかがでしたか?
ちょっとありきたりな内容になってしまった感はあるのですが、大切なことも多いのでベーシックな内容を書かせていただきました。
これからサーキットを走ってみたいな、と思っている方に、ちょっとでも読んでいただけてたら嬉しいです。
ではでは、今回はこの辺で。(^^)/