こん○○は(^^♪
去る10/24(日)に開催された「2021 ファイベックスチャレンジ in SUGO」に参加してまいりました。
この走行会、5FIVEXタイヤを装着して走るという縛りはあるものの、SUGOを30分2ヒート走って2万円。
更に、在庫がある5FIVEXタイヤの好きなサイズが4本2万円で入手できるという価格破壊につられ…速攻でエントリーしてしまいました。
流石にSUGOを一人で遠征するのは寂しすぎるので、SNS上で一緒に行く人を募ってみたら4名参加してくださったので、楽しく遠征することが出来ました!
ご一緒いただいた皆様、ありがとうございましたm(__)m
ということで、以下5FIVEX Gerun051Rのインプレッションを中心に「2021 ファイベックスチャレンジ in SUGO」の参加レポートをお届けいたします。
[目次]
Gerun051Rの一般道での乗り心地は?
今回買ったタイヤは、Gerun051Rの245/40R18サイズ。
これまでも街乗り兼たまにサーキットの用途で履いていたので、同じものをおかわりしました。
先日参加したKYOTO8DAYで、このGerun051Rを履いて1,000Km以上ロングドライブをしましたが、路面との当たりがソフトでハイグリップタイヤとしては中々良い乗り心地です。
以前のZestino(Gredge07R)とはトレッドパターンは同じですが、タイヤの構造が違うので乗り心地やロードノイズは大分ソフトになっており、私見ですが街乗りでも支障ないです。
普段履きっぱなしでたまにサーキットという使い方をする方には、非常にマッチしているタイヤだと思います。
国際サーキットをGerun051Rで走った印象は?
タイム的な話
Gerun051R(以下051R)のライバルタイヤは「ダンロップDIREZZA Z3」や「GOODYEAR EAGLE RS SPORT S-SPEC」辺りだと思います。
2016年に「GOODYEAR EAGLE RS SPORT S-SPEC」(以下GY)の245/40R18でSUGOを走ったので、その時のタイムやデータロガー、走った時の記憶を頼りに比較してみます。
GYで走った時のベストタイムは1分42秒267。
その時の気温は13度だったので、今回のコンディションより少しいい程度。
051Rでこのタイムを上回ること、あわよくば1分41秒台を目標にしていましたが
結果は…
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1ヒート目:1分42秒648(10/12LAPS)
5FIVEX Gerun051R 245/40R18
気温15度
右 冷間200Kpa/左 冷間190Kpa
※温間240-250Kpa狙い(走行後実測270Kpa)
<空気圧の言い訳>
中々クリアが取れず空いてる場所を探すのに一所懸命でエア調整あきらめ💧
GYに完敗😢
今回は車種や持ちタイムもバラバラな混走枠で走ってるので、クリアを取るのに四苦八苦したということはあるのですが…負けは負けっす…orz
GYでの走行時とLAP+のデータで比較してみました。
LAP+でのセクター設定は各コーナー毎に分かれているので、こんな風になっています。
各セクターごとにGYと051Rのデータを比較してみました。
特に遅かったのは1コーナー(SEC.1)、レインボーコーナー~裏ストレート(SEC.5)、そして最終コーナー(SEC.9)です。
ロガーデータでも比較してみました。
※横軸は時間
青がGY、赤が051Rです。
裏ストレートはもしかすると出力補正が入ったっぽく伸びなかったのは止む無しとして、今回は明確に最終コーナーが(すごく)遅い感じでした。
LAP+上のSEC.1が遅いのは、最終コーナーの遅さからくる脱出速度の遅さがかなり効いていると思われます。
フィーリング的な話
051Rは癖もなくとてもいいタイヤだと思います(自身でおかわりしてるくらい)。
ただ、今回は厳しめにGYとの比較をしようと思います。
同一サイズなら051RはGYより縦グリップはやや強いと思うのですが、横グリップはGYの方が優れている印象です。
GYでSUGOを走ったのが2016年。
相当前の走行なので、ロガーで見ても今回051Rで走ったデータの方がSPアウトのボトムが上がっていたり、S字が速かったりと全体的に走りに慣れがありました。
にもかかわらずタイムで負け。
最大の要因は最終コーナーが曲がらないことだと考えています。
フロントが踏ん張らずスッと鼻が入らずぐにゃ~と逃げ気味というか、イメージ的にはタイヤがよれる感じ。
実際最終コーナーの速さはGYの方がかなり上で、実際に走ったフィーリングとも一致します。
ケース剛性が低い?ってこういう事なのかしら。
RX-8のアタックタイヤの標準サイズである265/35R18であれば、扁平率も低いのでフィーリングも大分変わると思います。あくまで245/40R18での感想という事で😅
若干厳しい評価になりましたが、GYも245/40R18は某平○タイヤさんでも1本3万円ほどしますし、通常売価を考えたら051Rは十分お買い得なタイヤです。
しかも…今回は4本2万円という超お値打ち価格。
この性能のタイヤをこの価格で出していただいて感謝しかないのであります。
そもそもSUGOは5-6回走ったことがあるだけのアウェイなコース。
コース理解やタイヤに合った走らせ方でまだまだタイムアップできると思うので、もう少し051Rについて検証し、今の仕様のままで1分41秒台目指してみたいです。
空気圧の設定
ブリーフィングでは温間220Kpa辺りを狙ってみては?
とアドバイスがありましたが、051Rを約2年使ってみた感じ空気圧は240-250Kpaくらいの方が走らせやすい印象です。
2ヒート目:1分43秒699(3/10LAPS)
5FIVEX Gerun051R 245/40R18
気温20度
左右:温間240Kpa
2ヒート目は自分が思う適正空気圧に設定はしたものの、しょっぱなで赤旗が出たりクリアが取れなかったりしたので、タイムは気にせず他車種の追いかけをしたりして遊んでしまいました😅
今回の走行会ではコース上の混み具合などもあり、ヒート前半と後半、ヒート別の比較がちゃんとできなかったので、高速サーキットの場合の適正空気圧についてはもうちょっと検証が必要だと思います。
タレ・摩耗的な話
これまで何度か記事でインプレッションしてきた通り、周回を重ねてもタレによるタイム落ちも少なく、しっかり止まるしトラクションもかかって全体的にフィーリングは良かったです。
私のクルマの場合、タイヤよりもむしろブレーキパッド表面の炭化によるブレーキフィールの悪化の方が目立つ感じ。
051Rはトレッドウェア(TW)が140なのですが、SUGOを22周走った後の摩耗はこんな感じ。
※一番摩耗する左前タイヤです。
全力で猿走りすればアッというまにツルツルになるでしょうが、適度にクーリングを入れながら遊ぶ分には結構もつと思います。
自分は2019年に買いましたが、2年強もちました。
走行動画つくりました!
今回のベストラップと、FD3Sさんの追っかけラップをアップしました。
単純に追いかけっこが楽しかったのはありますが、FDの速さ、エイトの得意な所とか自分で作ってて興味深かったです。
FDさんのタイヤは255サイズとのことで、若干私のエイトの方が細いのですが、エイトの足回り性能のお陰で、コーナーだけはあまり離されずについていけました。
もっと色んなクルマを追いかけてみたかった~(≧▽≦)
最後に…
今回、コスパ抜群の走行会(+激安タイヤ販売)をしてくださった5FIVEXさんに感謝申し上げます。
タイスケもヒート間の空きが沢山あったお陰で、皆さんと色々話したり、まったり日向ぼっこしたりとゆったりした時間を満喫できました。
参加者皆さんの普段の行いのたまものしょうか。お天気サイコーで蔵王の景色が美しかったです🌄
普段国際サーキットを走るときは、A052の様な超高性能のタイヤばかり履いますが、今回051Rで走ることで結構気付きがあって楽しく走れました。
主催の5FIVEXさん、ご一緒いただいたエントラントの皆様、ありがとうございまいした!
また来年も開催されるようなら、是非参加したいと思います。
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/