みなさん、こん〇〇は!
GWはちょっと病気でほとんど寝込んでいて、ブログも動画もアップできなかったのですが…
点滴治療で元気回復したスレンダーです。ほんと健康第一💧
去る4/23(火)にZ33乗りのたじま~るさん(@tajima_rr)主催のSUMDOME走という…
渾身入魂アタックが寸止めの際は思わず『ぐはーっ#』と叫んでしまいそうなネーミング(笑)の走行会に参加してまいりました。
目的はただ一つ!
デフと足回りを入れたアバルト595C(以下アバルト)がどのくらい速くなったのかを検証すること。
このブログにも何度か書いていますが、ノーマルのアバルトにZ3を履かせて昨年12月にTC1000を本気走りしたのですが、ベストタイムは45秒0(あっ…この時は寸止めだw)
『デフと足なんて入れるの当たり前じゃん!』
と言われそうですが、2ndカー(しかも嫁カー)にかなりの大金を投資してしまったので、せめて43秒台くらいには入ってほしい…と願ってのコースインだったのであります。
[目次]
足とデフにどんな製品を入れたか?!
最初は(憧れの)オーリンズを入れたいな…とちょっとだけ思っていましたが、お世話になっているStileさんの取り扱いはSPIRIT製のオリジナルセッティング車高調。
『じゃあそれで』的な感じで意志薄弱にこちらの商品を選定しました。
※SPIRITは過去エイトで十分に使っており、実績あるのである意味安心っていうのもありました←言い訳
バネはアバルトでサーキットを走っている人たちからすると相当柔らかめのF8Kgf/mm、R5Kgf/mmにセット。
デフはATSメタルLSD 1.5Way。
意思がないのでセッティングはStileさんに完全におまかせ。
(街乗りで超バキバキするのはやめて~くらい)
街乗りインプレッションですが、不快感はほとんどなし。
デフに関しては冷間時の小回り時には多少ガクガクしますが普通に走るには全く影響ないので問題なし。
足回りに関しては、バネを柔らかくしていることもあり路面の凹凸に対する初期の突き上げ的なものは純正とほとんど変わらない感じだし、強い入力があってもしっかりダンピングが効いて、一般道を普通に運転する際にも安定感向上にしっかり寄与している感じです。
運命の一本目!
こういうインプレッションは最初が肝心!
いくつか走行パターンを設定し、テストしてみました。
・パターン1:ESC-ON/ノーマルモード ※LSD入れてるのでTTCはOFF
・パターン2:ESC-OFF/SPORTモード ※LSD入れてるのでTTCはOFF
・パターン3:ESC-全CUT/SPORTモード
※ああっ…ESC-全CUT/ノーマルモードで走るのを忘れた💧
パターン1:ESC-ON/ノーマルモード
LSDに期待はものすごーくしてはいましたが
『LSD入れただけでそんなの速くなるんかい…』
という気持ちもちょっとはあり
結果は…
まさに『効果爆発ブレイバーン(謎)』状態でした!!
43秒891(3/12LAPS)
【気温】約14度/ドライ
【タイヤ】DL DIREZZA Z3 215/40R17
【空気圧】冷間:前220Kpa/後:240Kpa
いきなりの43秒台到達!
※撮影:はじさん(@hajilog)
とりあえずは目標達成です…が
LSD効果で加速は鋭くなって実際それがタイムアップにも寄与しているのですが、加速時にかなり電子制御に介入されている感があります。
パターン2:ESC-OFF/SPORTモード
いったんクーリングを挟んで、今度はSPORTモードでチャレンジ!
ちょっとした『トランザムっ!』的な気分で
もしかして42秒くらいでちゃうか!?(・∀・)ニヤニヤ
とか思ってたのですが、結果…
43秒836(6/12LAPS)
【気温】約14度/ドライ
【タイヤ】DL DIREZZA Z3 215/40R17
【空気圧】※パターン1と同様
な、なんでやーーー#
お、遅くはないものの全然タイムアップできず(ノーマルモードに対し0.055秒アップ)
パターン1でも書いてますが、電子制御介入でノーマルでも絞られていたアクセル開度がSPORTモードでも同じように絞られててしまってるようで、ほとんど誤差という悲しい結果に😢
パターン3:ESC-全CUT/SPORTモード
もうこれを試すしかないでしょう…という感じで、一度ピットインしESCを全カットしました。
このESCカット…当然メーカーにこんなモードはなくショップさんワンオフ(でいいのかな?)なので、ESCが利かなくなったこと以外にエラーがわんさか表示されますが…気にせず行きます(笑)
とりあえず一周は走ってみたところ
42秒817!!…速っ!
一言で例えるなら…
マグネットコーティングを施したガンダムのよう!
これまでとの比較で言うなら、加速時にLSD効果でワープしていると表現したくなる、そんな印象です。
このヒートでのベストはこんな感じでした。
42秒691(12/12LAPS)
【気温】約14度/ドライ
【タイヤ】DL DIREZZA Z3 215/40R17
【空気圧】※パターン1と同様
あれ…アバルト結構速くね…このとき初めて思いました(笑)
この日のベストラップ
さすがに42秒6が同日中に41秒台になるとは思っていませんが、今後の見通しを立てるため一周入魂アタックしてみることに。
3ヒート目はお休みし、エンジンとタイヤをできる限り冷やして4ヒート目にトライしてみました。
結果は…
※撮影:はじさん(@hajilog)
42秒448(2/8LAPS)
【気温】約17度/ドライ
【タイヤ】DL DIREZZA Z3 215/40R17
【空気圧】温間:前250Kpa/後:250Kpa
『まぁこんなもんかー( ̄▽ ̄;)>』
※実は2ヒート目のアタック1周目も42秒454でして、42秒3くらい出したかったのでちょっと凹みましたw
でも、12月に45秒0だったタイムが42秒4ですから見事に大勝利です!!
タイヤを変えれば冬じゃなくても41秒台が見えたし、ムフフなことをして冬に走ればもしや4〇秒台も…
俄然アバルトで走るのが楽しくなってまいりました。
プチチューンしたアバルトのサーキットインプレッション
ノーマルデフ、ノーマル足のアバルトとはまったくの別物となりました。
足のおかげで姿勢がとても作りやすくなり、コーナーでの挙動が安定。
リアも走らせ方によっては出るので走らせ方の自由度も十分にありそう。
LSD効果でアクセルオフで曲げられる楽しさ、コーナー脱出時にイン掻きせずしっかり推進力に変えてくれることがこんなに楽しいとは感激!
FFもめっちゃ面白いです♪
※撮影:はじさん(@hajilog)
Stileさんにはジムカーナからミニサーキット(TC1000/日光)向けにセッティングしていただいたのですが、私レベルだと多分ドンピシャに走らせやすい感じに仕上げていただけました。
そのうち日光を走る機会もあると思いますが、今から楽しみです♪
(41秒出したいから逝っちゃうかシバ200Rに…16インチホイールほしい)
でも…それらもESCを全カットしないとしっかり生きてこないのがとても残念。
(マツダのDSCは…改めて超優秀なことを感じてます)
ESCの全カットですが、キルスイッチを作っていただき、ESC関連の情報をカットしもう一度つなぎなおして走行に必要な情報は情報通信させるような方式(ABSは生き)をイメージしていただければと。
リスクもあるかもしれませんので万人にお勧めできる手段ではないですが、ジムカーナやサーキットを全開走行する方には必須の工作となると思います。
また、アバルトは油温が上がりやすく、クーリングにはかなり注意を払う必要があります。
TC1000だとアタック連続2周くらいで油温110度を超えてしまいますが、オイルクーラーもないのでクーリングを入れても油温がなかなか下がりません。
この辺はエイトで走るとき以上に油温計を細かくチェックしながら慎重に走ることが必要そうです。
あとは…まだブレーキパッドが前後ともノーマルなので
『あまり無理すると炭化しちゃうかな?』
と思ってこの日はアタックは連続2周までとか、各ヒートでも早めに上がるなど、そこそこにしか走ってませんが、今度ショップさんにお勧めのへこたれにくいパッドがあるかを聞いてみようと思います。
今回の動画
前述した各モードによる走行動画をアップしていますので、是非ご覧ください!
最後に…
SUNDOME走行会に初めて参加させていただきましたが、1枠あたりの台数も少なくアタックラップを探すことで疲れちゃう…なんてことは全然なく、テストやセッティングを含め自分がやってみたかったことをたくさん試せる非常に走らせやすい走行会でした。
※撮影:はじさん(@hajilog)
また運営も穏やかな感じで、この日MCをしてくださっていたテクノプロスピリッツ熊倉さんのトークも大変楽しく、非常に楽しい午前中を過ごすことができました。
必ず自分のゼッケンが表示され何らかの賞品がいただけるのも、じゃんけん激弱勢にもやさしい素晴らしい企画でしたw
最後になりましたが、主催のたじま~るさん、スタッフの皆様、ご一緒いただいたエントラントの皆様、どうもありがとうございました!
次回…は参加できるかが微妙ではありますが、ぜひまた参加したいと思っております。
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/