ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


RX-8、夏場の水温どうでしょう??(サーキット編)

こん○○は!
例年、MFCTや走行会で夏場でも結構サーキットを走っているわたくし。
『ぎゃー、水温が~💧』
って毎年言ってる気がします…( ̄▽ ̄;)A

RX-8オーナーは夏場の水温を始めとする温度に非常に敏感です。

という事で…
先日、お盆前に筑波サーキットコース1000(TC1000)を走った時にサーキットでの水温上昇についてチェックしてきましたので、今回はその様子をお届けしたいと思います。


[目次]

 

RX-8後期型の純正グリルは…

写真を見ていただくと分かるとおり結構な割合でフェイクになっており、エアの取り込み効率はあまりよくなさそうです。

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写真提供:J2さん

写真を提供してくださったJ2さんは、ここからグラインダーで綺麗に削って、しっかりエアが取り込めそうな仕上がりに加工されていました。

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残念ながら私にはこんな技量がありませんので、社外品のメッシュになっているグリルを導入することにしました。

調べてみると、この手のグリルはRE雨宮、Odula、ナイトスポーツと各社から出ているのですが、今回は私はOdulaのフレッシュエアグリルという商品を選定し7月に装着しました。

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『これで暑い夏でもちょっとは大丈夫かな…』
と期待していたのですが…果たして結果はどうだったか?

 

ちなみに、何故もっと開口部が大きい社外品を付けないかと言いますと…f:id:Slender-G:20200910181736j:plain

なんとなく純正のまとまり感が好きだからです(;^ω^)


お盆前の灼熱のTC1000で走ってみた…

走ったのは2020/8/10(月)の午後。
※エイトリアンさん主催の『若手優遇壮行会』が終わってからの午後ですね

 

気温はエイト調べで35~36度とまさに酷暑…
これで水温に気兼ねなく走れるのなら、フレッシュエアグリルの面目躍如というものです!!
↑↑↑
ただのグリルに無茶振りか…

 

MFCTなどJAF戦を走る場合はナンバープレートを付けたまま走行する必要があるので、この時もナンバーは付けたままで走りました。

結果は…

www.youtube.com

是非動画でご覧ください。。。

 

動画を見るのが面倒な方向けに文章でもお伝えしますと…
一度クルマに熱が入ってしまうと、気温36度のTC1000では水温を90度くらいまで下げるのにクーリングは2周くらい必要になってしまいます。

動画では水温95度からアタックした様子をアップしましたが、2ヘアの入り口付近で105度オーバーと1周持たずに設定している閾値(水温105度)に到達してしまいました。

 アタックラップを走り切ったころには108度まで到達…(;´Д`A
その後、半周ほどクーリングすることで105度を下回り、2周クーリングすると93~95度くらいまで下がる感じでした。

そもそも気温36度という状況が普通ではないのですが、とにかく熱は持ちやすく冷めにくいという状況でした。

 

少しでもマシになるように小細工してみた(`・ω・´)b

Odulaフレッシュエアグリルの標準のナンバー取り付けだと、こんな感じの付け方になっていました。

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ナンバープレートがちょっと下気味なのと、グリルに引っ付いた感じで装着されています。
これだと見た目もちょっと気になるし、グリルを結構ふさいでる感があるように思いました。

 

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そこで、こんな感じのステーを購入し、グリルとナンバープレートの間に挟み、隙間の確保とちょっとしたナンバープレート位置の変更をしやすくしてみました。

 

横から見るとこんな感じ。

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ナンバープレートとグリルとの隙間がそこそこ確保出来たと思います。
この状態で先日のMFCT@TC2000に行ってまいりました。


MFCT@TC2000ではどうだったか?

最高気温が32度と、36度超だったTC1000とは大分コンディションは違うのですが、コース上の直線の長さも相まって、水温が105度まで行ってしまった後は、1.5周くらい(1周だと足りないけど、2周は要らないくらいの感じ)のクーリングで水温を90度以下まで落とすことが出来ました。

全開走行で水温が上がるのは致し方なしですが、その後の冷却は結構早い印象です。
ラジエーター塗布している冷却塗料の効果が一番大きいと思いますが、グリルによってこれまでより風が多く当たるようになった効果もあるかもしれません。


グリル交換で効果があったこととは?

水温上昇抑止を祈って取り付けたグリルでしたが…
一番効果があったと思うのは、実は吸気温度でした。

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このグリルに変えてから、普段走ってるときや全開走行時の吸気温度が外気温+2~3度程度に収まるようになりました。
ですので、夏場のパワー低下は最小限に抑えらえるはず!
…だったのですが、たぶん別の理由で今度はクルマの加速自体が遅いという状態になっています。
何故加速が悪いのかの理由は分かってないのですが、この話はまた別の機会にお話ししたいと思います。

 

 

冷却系の強化として有効そうなのは??

自分は付けていませんが、やっぱりクーリングボンネットがあったら全然違うだろうなぁ…とは思ってしまいます。

もし付けるなら、RE雨宮のモノがよさそうです。

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出典:http://www.re-amemiya.co.jp/commodity/?pid=b22e9220&scd=8907

他の付けてる方に教えていただいたのですが…作りがしっかりしているのは勿論、高速サーキットでもボンピンなしで浮くこともないというのが素晴らしい!

 

ボンネットよりも興味があるのが、エアコンのコンデンサーの小型化です。
RX-8のエアコンのコンデンサーはラジエーターの前に鎮座しており、コンデンサーの目が詰まってしまうとラジエーターに直接風が当たりにくい作りになっています。

これを改善できそうなのがOdulaから出ている小さいタイプのコンデンサー。

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出典:http://www.odula.com/page/rx8_cooling_condenser.htm

写真の通り、ラジエータに直接あたる空気量を増やせるので冷却効果を期待できそうです。


とりあえず今年の夏も…もう終わり。
暑さはなんとか乗り切ってしまいましたが、今後暑くない夏はこなさそうなことを踏まえ、また来年も必要な冷却対策を考えていきたいと思います。


それにしても…
36度超のTC1000は正に、、、

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灼熱のアッザムリーダー状態でした💧


それでは今日はこの辺で~(^^)/