こん〇〇は!
去る9/23、三連休の最終日に富士スピードウェイ(FSW)で行われたマツダファン・サーキットトライアル(MFCT)静岡ラウンドに参加して参りました。
今回はその様子をレポートします。雰囲気が伝われば幸いです。
[目次]
■MFCT参加の様子
この日は台風の影響で、土砂降り…小雨を繰り返す不規則なお天気。
MFCT戦後の走行枠でも雨が強すぎて赤旗中断や予定より早く終わったりと、物凄く危ないコンディションでした。
・1ヒート目
そんな悪コンディションの中、9時開始のMFCTの1ヒート目がスタート。
凄まじい水しぶきの中、参加車両が富士スピードウェイのストレートを疾走しました。
動画では普通に走ってるように見えますが、本当に危ないコンディション。
ストレートエンドでの200km/h付近からのブレーキング時は車体が不安定になり斜めに瞬間移動するような動きをして肝を冷やしたり、100Rや300Rなどの高速コーナーはコース上に川(と呼ばれる水の流れ)が出来てたりして恐怖しかない感じ。兎に角クルマがコース外に飛んでいかないようにコントロールするだけでヘトヘトでした。
Sタイヤを履くトップの二台は圧巻の走り。素晴らしいバトルを展開してました。
2ヒート目の走行まで2時間以上空いてるので、参加者や見学者の皆さんとおしゃべりタイム(^^♪
FSWの走らせ方をあれこれ聞いたり、レースの様子を観戦したりと、思い思いにのんびりと過ごしていました。
結構雨降ってたので、皆さん外に行くのも億劫だったのかも。( ̄▽ ̄;)>
・2ヒート目
12時過ぎから予定されていた2ヒート目。土砂降りだったら走るのやめようと思ってましたが、天候が回復見込みだったので走ることに。
と言うことで、2ヒート目の様子は是非動画をご覧ください。
2ヒート目も上位2台の接戦は変わりませんが、自分もかなり走りを改善できて、トップから1.9秒差(3位)まで詰めることができました。
※写真:Shin132さん
慣れないFSWでここまで走れれば満足♪
・表彰式
私が参加していた"RX-8 TUNED"クラスの優勝争いは最後の一周まで熱い戦いが繰り広げられました!
優勝はトストイ選手。おめでとうございます㊗️🍾🎉
MFCTの入賞者にはクリスタルの盾と帽子が授与されます。
自分も何回か入賞したことがあるのですが、これが本当に嬉しいものなのです。
今のクラスで優勝するのはいろんな意味で相当難しいですが、また入賞出来るように頑張ります!💪
■ウェット時の走行について
今回せっかくウェット路面を堪能してきましたので、おこがましいとは思いますが、自分なりに感じた走らせ方や感想を語らせて下さい。
※写真:Shin132さん
・走らせ方
まず、ウェット路面でのメインストレート200km/hオーバーからのブレーキング、横にコースアウトしたら大クラッシュ確実ですので物凄く慎重に操作しました。
アップした動画だとそうでもありませんが、雨が激しく路面がもっと濡れてる時はクルマを真っ直ぐに向けての減速が難しく、左右にクルマ半分くらいズレることも覚悟して余裕を持って対応する必要がありました。
ですので、動画ではメインストレートは真ん中付近を走って左側のマージンを大きくとってます。
また、この日はABS効かせちゃうようなハードブレーキングは禁止。そろーりそろーりブレーキを踏み、ステアリング操作などもクルマと相談し反応見ながら動かすことを心がけたつもりでした。(出来ているとは言ってない…💧)
ウェットコンディションでどうしようもないのが100Rや300Rといった高速コーナーに出現する川。
引用:https://www.fsw.tv/guide/index.html
よりによって高速コーナーにできてしまうその川を通るしかない罰ゲームなのですが、ハイドロで滑りたくないので、オーバースピードは厳禁。なるべく車体を真っ直ぐ目にして川に進入するのが良さげに思いました。
また、路面に付着しているラバーは滑りやすいのでなるべく乗らないように、なるべくインに着き過ぎない、アウトにはらみ過ぎない様に走るべきとアドバイス頂いたのですが、コレが何気に難しい。できなかったコーナーが沢山ありました。
アウトインアウト以外のラインって普段全く意識してないので、前に車がいないクリア状態でいざアタックラインを外して走れと言われても、どう走れば良いか?どこ走るのが適切か?を判断してそのラインにクルマを乗せていくことが中々出来ませんでした。
ウェットこそ、走り込みや経験がかなり必要だと痛感。。。
...でも走りたくないですけどね😅
・タイヤセッティングなど
ウェット時の全開走行でのグリップは国産タイヤが良いと諸先輩の皆さんが口々に言われてるので、恐らくその通りなのだと思います。
あとは何と言ってもタイヤの溝。ハイドロが発生する危険性を少しでも低減するには何より溝が大切。
※こんなタイヤで走るのはくれぐれもやめましょう←流石に捨てました💧
この時の自分は、某筋から譲っていただいた2~3部山のタイヤで走ったのですが、サーキットの様に素晴らしく路面の良い場所だったので排水性がギリギリセーフだったのだと思います。
タイヤ空気圧の設定ですが、ウェット走行の経験値が少な過ぎてストライクな答えはないのですが、通常よりかなり高めが良さそうです(と色々な方にアドバイスいただきました)。
自分は適正空気圧が温間180kpaのタイヤを使ってたのですが、今回は温間260kpa狙いにしてみました。今思えば300kpaくらいにしても良かったかも。
ショックの減衰力設定ですが、ウェット路面でタイヤの限界が相当下がってるので、足は早めに動く様に通常より減衰は弱めにセットしてみました。
良かったかどうかが判断できないのがイタイところですが、操作のしにくさもなくタイムもまずまずだったので悪影響はなかったと思います。
後、私はクルマの仕様をノーマル+αに留めたいこともあってGTウイングは付けていないのですが、国際コース且つウェット路面の場合はブレーキング時の安定性が大きく違いそうなので...この日だけはウイングが欲しくなりました( ̄▽ ̄;)>
■さいごに
高速コースでのウェットコンディションは終始怖かったものの、一緒に走った1組目の皆さんのマナーが本当に素晴らしく、且つ無理せず全員クラッシュなく終わることができました。
2組目も(確か)クラッシュなかったはず。悪天候なコンディションの中、クラッシュが無かったことは本当に素晴らしいし、価値あることだと思います。
もちろん、自分も皆様に迷惑おかけすることなく完走できて本当に良かったです。
※写真:Shin132さん
ご一緒させて頂いたエントラントの皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
また絡んで下さったエイト仲間の皆様もありがとうございました!合間のお喋りとても楽しかったです。
最後になりましたが、主催のB-SPORTS様、ありがとうございました。
今年はこれが参戦ラストになりそうです。また来年も宜しくお願いします。
■おまけ
雨の日の危険性は普通の一般道でも同じです。
道中、結構雨に降られた高速道路でも、無茶な運転をしているドライバーがちらほらいました。万が一ウエット路面でクルマが制御不能になった時の危なさ・怖さは言語に尽くしがたいものがあります。
昨日の東名高速も事故で大渋滞。。。
※写真はイメージです
雨の日は、いつも以上に安全運転を心がけたいものです。
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/