こん〇〇は!
今回、サーキット派の人が一番気になるタイヤのお話。
流石に5年も走ると、何種類かのタイヤで走るチャンスがあったので、それらについてインプレッションしてみたいと思います。
これから走ってみたいという方にも参考になると幸いです。
でも…しょせんヘタッピが語ることなので、話半分で読んでいただけたらと💧
[目次]
- ブリヂストン(BS) POTENZA RE-71R 245/40R18
- ヨコハマ(YH) ADVAN A052 265/35R18
- ブリヂストン(BS) POTENZA RE-12D 265/35R18
- グッドイヤー(GY) RS SPORT S-SPEC 245/40R18
- ダンロップ(DL) DIREZZA ZII StarSpec(☆) 245/40R18
- ZESTINO Gredge 07RS 265/35R18
- ハイグリップタイヤ勝手に比較コーナー
ブリヂストン(BS) POTENZA RE-71R 245/40R18
言わずと知れたタイムアタッカーご用達のタイヤです。
縦グリップが強烈で「履いたとたんベスト更新しちゃう!」という人が続出。昔からのハイグリップタイヤの常識を覆してしまった凄いタイヤです。
※タイヤだけで勝負がついてしまってつまらない…という思いを持った方をたくさん生み出した側面もあります。
半面、横グリップはこれまでのタイヤと大差ない(と思う)ので、しっかり止めて早くアクセルを踏むドライビングをしっかり行うことが大切です。
耐久性もそんなに悪くないし、とてもいいタイヤだとは思うのですが、ピックアップ(タイヤカス)をかなり拾うのが玉にキズ。
このタイヤは走行後にピックアップをスクレイパーやマルチツールなどで削る必要があるため、安易に人に勧めるのが難しいタイヤになってしまった印象です。
ヨコハマ(YH) ADVAN A052 265/35R18
これまで履いたタイヤの中で一番のお気に入りです。
ブリヂストンタイヤとくらべると柔らかいのですが、腰砕けすることなく強烈なグリップを発揮します。
たまたま同日に後述するRE-12Dと履き比べしたことがあるのですが、12Dと比べるとA052のマイルドさが際立つ印象。RE-12Dのようにパキっとは反応してくれないかもしれませんが、自分の操作に対して少しゆるやかに且つ素直に車が動いてくれます。
RE-12Dとの比較は日光サーキットで行ったのですが、自分はA052の方が走ってて楽しかったです。A052はヒート中のパフォーマンスの低下が穏やかな印象で、複数ヒートを走っても十分速さを発揮できると思います。
素晴らしいのが強力なグリップ力を発揮する一方、ピックアップがあまりつかない点。これだけでもA052が好きになっちゃいます。
また、経年劣化が穏やかなのも特徴で、2年落ちの中古であっても十分なグリップを発揮してくれました。
値段が大分上がってしまったのが玉にキズなんですが、もう一度履きたいと思わせてくれるタイヤです。自分は中古を譲っていただきお代わりしました。
ブリヂストン(BS) POTENZA RE-12D 265/35R18
縦が強いBSの傾向はそのままに前述のRE-71Rを強力にした印象。
タイヤ剛性も高く、ステア操作に対してスピーディに反応してるれるし、発熱も早く鬼グリップで素晴らしいタイヤだと思うのですが、正直な感想を言うと...
・タイヤカスを拾いすぎ。タイヤのタレと合わせてヒート後半からタイム出ない
・上記のため走り終わった後のタイヤカス除去が必須
本当の一発の速さはA052よりあるかもしれませんが、A052と比べてそんなに違うかわからないレベルな印象です(下手くそのインプレなので話半分で)。
A052と比べ横のグリップで裏切られる感が少しある感じが…縦が強力だからこの様な印象になっちゃうのかもしれないです。
尚、ラジアルで絶対的な速さを求めるならRE-12D typeAにした方が良いと思います。
今の12Dは位置付けが中途半端。
『一発狙いのtypeA(RE-05D)より絶対的なグリップは落ちてもいいけどA052は上回ってくれて、あんまりタレといいなぁ~』
なんてコトを期待して買うと後悔するかもです(私のコトです😢)
グッドイヤー(GY) RS SPORT S-SPEC 245/40R18
A052を一番のお気に入りと書いてしまいましたが、このタイヤは本当に大好きなタイヤで2回もお代わりしてしまったほど。
上記のスーパーなラジアルに比べたら絶対的なグリップは劣りますが、普通にサーキット走行を楽しむならコレで充分!
縦横のグリップのバランスが良く、クルマの動かし方もつかみやすいと思います。熱の入りが若干遅いですが、その分タレも穏やかです。
秀逸なのは耐久性。全開走行をしても減りが穏やかで、非常にコストパフォーマンスが高いタイヤです。
また、RE-71RやRE-12Dのようにタイヤカスがこびりつき閉口することも殆どありません。
私は普段このタイヤを履いて街乗りしておりますが、ちょろっとサーキットやジムカーナで走るのにも履きっぱなしでOKなので大変重宝しております。
ダンロップ(DL) DIREZZA ZII StarSpec(☆) 245/40R18
現在では型落ちモデルですが、扱いやすくお代わりするほど気に入ってました。
前述のグッドイヤーと同じ住友ゴム系なので系統はほぼ一緒です。後継のZIIIは履いたことないのですが、恐らくZII☆の延長線上にあるのではないでしょうか?
機会があったらZIII履いてみたいと思います。
ZESTINO Gredge 07RS 265/35R18
価格も安くタイムも出せる素晴らしいタイヤだったのですが、コンパウンドが変更されて特性が大きく変わってしまったため、インプレは差し控えたいと思います。
現在も在庫販売しており値段も安いですが、タイムアタック用としてご検討される際はネットなどで、コンパウンド変更後について調べてみることをお勧めします。
ハイグリップタイヤ勝手に比較コーナー
サーキット用タイヤの性能比較イメージとして、ここ2-3年で自分が履いたことのあるタイヤをスレンダー独自の項目でテキトーに比較してみました。
RSSS | RE71R | A052 | RE12D | |
一発アタック | 10 | 12 | 13 | 14 |
ヒート後半タレ | 10 | 11 | 10 | 8 |
総合グリップ感 | 10 | 12 | 13 | 13 |
縦グリップ | 10 | 12 | 13 | 14 |
横グリップ | 10 | 11 | 13 | 12 |
ウェットグリップ | 10 | 12 | 14 | ?? |
摩耗度 | 10 | 08 | 08 | 06 |
ピックアップの酷さ | 10 | 07 | 10 | 05 |
夏場の速さ | 10 | 12 | 11 | 11 |
価格(コスパ) | 10 | 08 | 09 | 07 |
静粛性(快適性) | 10 | 07 | 11 | 08 |
値段については、最近のタイヤの値上げによって平野タイヤさん始め激安店での価格が確認できず、明確な購入価格をご紹介できなくて申し訳ないのですが、コスパの項目でなんとなくの値段感を把握していただければ幸いです。
という事で、今回はタイヤのご紹介とインプレッションでした。
自分も冬のタイムアタックシーズンに向けてタイヤを新調したいと思っていますが、タイヤ価格の上昇もあり何を選ぼうかとても迷っています。
でも、そんな風に悩むのもまた楽しかったりするんですよね。
読んでくださった皆さんも好みのタイヤを見つけられますように。
それでは、今日はこの辺で。(^^)/