こん〇〇は!
去る8/12に行われた「エイトリアンWTAC応援走行会」に参加してまいりました。
この走行会は、今年10月に開催されるWTAC(World Time Attack Challenge)にエイト界の雄エイトリアンさんが参戦されることを祝って、皆んなで走りながら応援しようという走行会(多分💧)。
それでは、この日どんな走行会だったのか簡単にレポートしたいと思います。
[目次]
走行会の様子
この走行会...なんとGTドライバーの谷口信輝さんがゲストでした!
午前中は同乗走行、午後には座学というか谷口選手への質問コーナーという非常にありがたい企画も!!
さらに有名なRE雨宮の雨さんこと雨宮勇美さんがいらしたり、ビデオオプションの取材が入るなど...普段とは全然違ってなんとも豪華で賑やかな走行会でした。
参加台数は39台。
その内、谷口選手に乗ってもらえる車両は先着32台。私もその権利をゲットしておりました。
はしくれブロガーとしては、このブログ書く前から
- 谷口さんの走り(クルマの操作やライン取り)
- 自分の車のインプレ(セッティングや改善点など)
をどんな風にまとめようか...書く気満々でしたし、超楽しみにしておりました。
...ですが、谷口選手に乗ってもらう前にクルマが壊れてしまいその野望果たせず。
左リアブレーキのシールが熱でやられて破損。フルードが漏れちゃってプレーキが効かなくなりました。ホント事故らなくてよかったレベル😱
壊れちゃったもんは仕方ないので早々に片付けて、皆さんとの走り談義に花を咲かせる方向でサーキットを楽しみました。
サーキットで「ブログみてますよー」と声をかけてくださった皆様、超ありがとうございます!
とーっても励みになります。m(__)m
谷口さんに乗ってもらった方何名かにお話を聞きましたが、運転がスムーズで速いことに感動したのはもちろんの事、ライン取りやセッティングの方向性(サスストロークやスプリングレート、パッドなど)やダメ出しやお褒めの言葉をいただけた方もいらっしゃる様で…そりゃもう羨ましかったです。
総じて、エイトのようにパワーがないクルマはより曲げるセッティングが吉な様なコメントを頂ている感じでした。そりゃそうですよね。
自分の場合クルマの知識がなさ過ぎて、より良い方向のセッティングにするには何すればよいのかなど全く分からないので、自分のクルマに対する率直なご意見を頂きたかった~…( ;∀;)
閑話休題。
自分語りで恐縮ですが、この日1ヒートだけ走れたので、その振り返りをしたいと思います。
今回不運にもAクラス(速いクラス)に入って(入れられて)しまったので、街乗り兼用のグッドイヤー(RS Sport)で走るのはやめ、9月に参戦するMFCT(JAF戦)の練習も兼ねてタイヤはブリヂストンPOTENZA RE-12Dで走行することにしました。
エイトで走るのは結構久しぶりなのでクルマを思い出しながらの走行です。
コースインしての第一印象「あれ?エイト結構速いんだけど💦」でしたが、良く曲がるしよく止まる!フィーリングはとてもいい感じで、走るのが楽しかったです。
この日のベストは41.350。動画見ると修正できるミスがいくつもありましたけど、気温30度の中ではまずまずだったと思います。
この日の体調とドライビングスキルはともかく、クルマの状態は良さげです。
(その後すぐ壊れちゃいましたが💦)
真冬のアタックシーズン、一回くらいTC1000を走ってみて40秒台前半とか狙ってみたいものです。
思ってるだけ…ですけどね( ̄▽ ̄;)>
谷口さんへの質問コーナー
午後から行われた谷口信輝さん講師による座学は基本的には私たちからの質問コーナーでした。
詳しくは書けませんが、めっちゃ面白い話炸裂でサイコーでした。
マジメな質問も沢山あったのですが、私が質問させていただいた
『エイトで鈴鹿サーキットを走るにあたって、何かアドバイスはありますか?』
について頂いたコメントをご紹介します。
正直、鈴鹿の走らせ方...ドライビングについてのアドバイスをいただけると思っていたのですが、どちらかというとクルマ造りのアドバイスというか、心構え的なことがほとんどでした。
- エイトのようなパワーのないクルマは、200馬力しかない出力をいかに効率的に使えるかがものすごく大事
- ハブベアリングやデフのイニシャル、はたまた使うオイルの選定で駆動ロスを減らす努力をしているか?
- 軽量化は徹底的にしているか?
- 空力は大切だが、ドラッグを過剰に発生させてないか?
- 安定したクルマよりダウンフォース少なめで暴れるクルマの方が速い場合もある
などなど、私みたいな素人からすると全然意識したこともない領域の話でして...流石、サーキットを日常としている方の話は考え方のベースからして全然違うな、と感じました。
自分の場合、鈴鹿に限らずですが、どのサーキットでもタイムが出なければクルマよりまず自分の腕を疑うし...遅いのがクルマのせいなんて思ったこと殆どないわけですよ。
自分のように普段使いのファミリーカーでたまにサーキットを走るくらいの感覚だと、(暗黙的に)フリクションロスより耐久性だし、速さより便利さ・快適さ...が大切だったりするわけです。
クルマを速くするにはその真逆にクルマをいじる、かなり割り切る覚悟が大事かも...と感じました。
その他、谷口選手的な走行理論の話や、思わず『おお〜っ!?』と思ったタイヤの空気圧など面白い話はもっとあったのですが、今回はこの辺でやめておこうと思います。
レースの世界で生きている方は、ドライビングの良しあしや引き出しの多さは勿論、クルマのポテンシャルをメカ的にも徹底的に引き出す、そのためにはどうすればいいのか?という考え方を前提に物事を考えておられるのが良くわかって、非常に興味深かったです。
すこし遠慮してしまいましたが、もっと質問考えておけばよかった…ちょっと後悔。
でも、タメになる話もたくさん聞けて、とても勉強になる一日でした。
主催のエイトリアンさん始めスタッフの皆様、講師の谷口信輝さん、ありがとうございました!またこんな楽しい機会があることを祈ってます🙏
最後になりましたが、エイトリアンさん、WTAC頑張って下さい!
↑このイベントのそもそもの趣旨でした💦
今回、現地(シドニー)に応援行けなくてホント残念です。
お土産(話)、超期待してます( ̄▽ ̄)v
ではでは、今日はこの辺で。
≪追伸≫
うちのエイトさん…なるべく早く直りますように。。。
#谷口信輝 #エイトリアン
#RX-8 #WTAC
#筑波サーキット #RE雨宮