ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


【サーキット走行の勧め:番外編】サーキットを走るのをやめたくなる5つの理由

こん〇〇は♪
私がサーキットを走りだして6年が経ちました。
数年前、RX-8界トップランナーのエイトリアンさんやPeriさんに言われた「サーキット5年説」を乗り越え、新たな5年に向けて走り出した感じです。

 

とは言え…このコロナ禍中、自粛期間中は自分の中の走りへの熱量が下がってきてるのを感じていました。

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※撮影:m@sum@su(@masumasu_RX8)さん

という事で、今日は改めて「サーキットを走るのをやめたくなる理由」について私なりに思うところを書いてみたいと思います。
※以前みんカラでこの話題について書いたことあるのですが、校閲・追記の上再掲させていただきます。

 


理由1:かかるお金を見て冷静になる

分かりやすいのはなんといってもコレです。
走行会費用やライセンス料金はをはじめ、タイヤ代、メンテナンス代は最低でも発生してしまう費用です。

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更にもっと速く走ろうと愛車をチューニングなんてしてしまったら…めちゃめちゃお金かかります。

走り始めた最初の頃は

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『ええいままよ!』
↑ままよ…って何??(;´Д`)A

と目をつぶっていられそうですが、数年後一度は冷静になって…サーキットを走るために使ってるお金を見つめてしまう時が来ます。

蛇足ですが…
このコロナ禍で全く走れなくなったことで明らかに貯金できる額が増えました。

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この残高の数字を見てしまうと、如何に走ることにお金を使っていたかの現実を見せつけられ、冷や水浴びせられた気になるもの仕方ないことだと思います。

 


理由2:上達が鈍化する

走り始めた頃はどんどん上達してタイムアタックの場合は一つの上達指標であるタイムもどんどん上がって楽しいのですが、これは間違いなく鈍化します。

走りに限らず他のスポーツでも言える事ですが、鍛錬で行き着くところが100(達人レベル)だとして60-80(中級?中上級レベル)のゾーンには割と早く到達出来る事が多いと思うのですが、更に上の20(上級レベル)を目指そうとするとすごい時間と労力(とお金)がかかります。

こういう言い方が正しいか分かりませんが、資源投入効果の下がる一種の低生産性状態になると。

そこから上は、走る事が本当に好きで熱量も高い状態を維持できないと自然と走ることから離れるのは仕方ないのかもしれません。

 


理由3:コミュニティ疲れ

一人で走っている分には気にすることありませんが、今時だと自分の趣味のコミュニティとの距離感や付き合い方を無視できないと思います。

自分の場合は幸いお付き合いさせていただけて楽しい皆さんがいるコミュニティにお邪魔させて頂いてますが、色んな理由でコミュニティから距離を置きたい方もいるでしょう。

また、ブログやSNSへの投稿も楽しんで出来る分には良いのですが、何となく義務感を感じるようになってきてしまうと、結果…走りの熱量が下がってしまう事があるかもしれません。

 


理由4:エンジョイの方法では無くなる

タイムやライバルとの勝ち負けは楽しむためのいいスパイスだとは思うのですが、こだわり過ぎてしまうとやはり疲れることもあるのかも。

走りの楽しさ << タイムや勝負へのこだわり
こんな風な状態になっちゃうコト

プロの方やスポンサー・ファンを背負って走る様な方はさて置き、自分の様な普通のアマチュアは走ることへのワクワク感が無くなってきて...
『タイムがー』とか『勝った…負けた…』
ばかりに気をとられる様になってしまったら走らなくなっちゃうだろうな...と思います。

 


理由5:他に熱量を注ぐべきものができる

恋人が出来た、結婚した、子供が産まれた、その他のご家族事情...色々あるでしょう。
走るのも楽しかったけど、他にもっと楽しいことを見つけた...それはとても幸せなことだと思います。

 

このコロナ禍で冷静に頭を冷やす期間があり、より走るのから遠ざかった方、やっぱり自分は走るのが好きだと思った方、人それぞれ色々な思いがあったと思います。

正直、自分もこの3月から6月にかけクルマどころじゃなかったこともあって、走る気持ちが消えかけてました。

でも…一度重い腰を上げてサーキットに行ってみたら、ただ夢中でクルマを走らせていました。

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走ってみんなでワイワイクルマ談義するのは本当に楽しかった。

 

以前この話をみんカラに書いたとき、沁みるコメントを頂いたのでご紹介させていただきます。

TC2000で4秒台出せたらひと区切り!って、71Rが出た頃思ってたんだよね。これ以上の領域には金銭面で無理~!ってね。
で、一時期テンション下げ下げになったんだけど、
TC1000の常連さん達見てたら「純粋に走りを楽しんでる」
それ見てたら、何のために走ってるんだ?非日常を楽しむために走ってるんだろ?それでいいじゃねぇか!って、急に肩の荷が降りた感じがしてね、今一番楽しいかも!変な言い方だけど、悟ったか?(笑)

自分も、コロナ禍を経て…少しずつこのベクトルに変わってきてるのかも。

 

サーキットだけじゃなくて…

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普通のドライブやレンタカーの試乗を通じて、クルマを運転する楽しさを再認識。

『クルマで遊ぶのは楽しいのだ!!(`・ω・´)シャキーン』
自分にとってのクルマが、如何に大切なものなのかを再発見した気分でした。


そろそろ結論を。

自分が思うのは、走りに熱量が注げなくなってしまったり、他に時間を使いたい何かがあるのなら、素直にその気持ちに従えばイイってことです。

仕事だって飽きたり違うことをしたかったら変えればイイのですが、世の中簡単にジョブチェンジできる人ばかりではないでしょう(私もです)。

 

限られた自分の時間で楽しむ時くらい…
自分の気持ちに従って、やりたい事をやり、会いたい人に会いに行って…
ってなったら、走るのをやめるコトも大事な選択肢。

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『誰がいつ走り出してもいい・・
 全ては自由・・約束事なんか何もねえ・・そして降りるのも自由だ
 永遠に勝者なんかいねえ
 降りるヤツと残るヤツ・・それだけだ』

これでいいんですよ。

 

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『走りはじめた頃の鼓動揺さぶる思い
   何故かいつか何処かに置き忘れてきた』

歳をとってから時間が出来、昔大好きだったバイクにまた乗り出すとか、若い時熱量を注ぎ込んでいたコト(スポーツや競技)をもう一度やりたくなるってありますよね。

45歳になった自分がこれから何をしたくなるのかわかりませんが、、、
何かをやりたくなる時、それが出来る環境にある時、いろんな状況に感謝しつつ、日々楽しんでエネルギッシュに過ごしたいものです(^^)

 

という事で…私のサーキットライフは…

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『まだだ…まだ(全然)終わらんよ!?』
↑これが言いたいだけ( ´艸`)

 

以前は走っていたけど、今は諸事情で走りたくても走れない方も沢山いらっしゃると思います。

自分はしばらくはのんびり走り続けている予定ですので、復活組の方も…勿論これから走ろうと思っている方も、是非一緒に楽しく走れる機会があることを願っています。

ではでは、今日はこの辺で。(^^)/


<<おまけ>>
『その車は、まるでくるおしく身をよじるように走るという…』

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※撮影:T2King★(@T2KingFD3S)さん
まだまだエイトさんには身をよじって走ってもらいましょー。

それにしてもエイトさん…ロール多すぎぃ(;^ω^)