ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


元F1レーサー「山本左近」さんの政策と自動車関連課題への期待を書いてみた

こん〇〇は!
明日7/21(日)は参議院選挙の投票日です。
一応クルマネタを取り扱うこのブログではあまり選挙ネタをを取り上げるつもりはないのですが。。。
今回元F1レーサー(パイロット)である山本左近氏が立候補されたということで、彼がどんなことを公約に掲げて選挙戦を戦っているのか気になったので少し調べてみました。

[目次]

 

介護・福祉政策について

政策についてはこちらのHPに書かれているので、気になった方はこちらをお読みいただくださいませ。

sakonyamamoto.com

自分の印象だと、山本氏というと「フォーミュラーEの招致と公道レースの開催」ばかりが目立っている感じがしていました。

しかしながら…

一方で父親が創設者・理事長[16] を務める「さわらびグループ」(医療法人さわらび会・社会福祉法人さわらび会)の経営にも参画しており、2012年に同グループの統括本部長に就任[17]。全日本病院学会のような医療系の学会で座長を務めることもあるなど[18]、2017年に愛知県豊川市にある中部福祉保育医療専門学校の理事長になる。現在は病院・福祉施設経営者としての活動も多くなっている。
※Wikipediaより

ふむふむ。
HPや政策インタビューを拝見するに、医療関係者としての顔が強く、政策としても介護や福祉がメインの様です。

 

山本氏の活動の中で目に留まったのは『介護食をおいしくて楽しいものにする』という活動。

group.sawarabi.or.jp

この話を読んだときに、本当に素晴らしいと思ったわけです。

 最近こんな本を読みまして…

日本で老いて死ぬということ―2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか

日本で老いて死ぬということ―2025年、老人「医療・介護」崩壊で何が起こるか

 

この本は2025年問題を真正面から語った本で、介護の現場や看取りを中心にとしたさまざまな課題や実情が書かれているのですが、この中で語られた”胃ろう”の是非、食べられることの大切さ、普通に食べられることがいかに奇跡的な行動(気道が反射で閉じるなど)なのかを知りました。

この本を読みながら…かつて自分の母が自身で食べ物が食べられなくなり…カレーうどんのスープを一口、口にに含んだだけで本当に美味しそうにしていたのを思い出しました。食べることの大切や有難さが突き刺さった瞬間でした。
 家族の介護・看取りをご経験されたことがある方には、腹落ちする印象深い内容がたくさん書かれています。

そんな記憶もある中で山本氏の主張や行動を見ていると「応援したいな」と素直に思ったわけです。

 

manseiki.com

介護という仕事のイメージを変えていきたい
もう1つの視点として、介護という仕事のイメージを変えていく必要があると感じています。介護とは、人に寄り添い、その方の尊厳を守り、最後まで幸せを守る、非常に価値ある仕事です。そして、これだけ需要があるのですから、もっと社会的に評価されるべきだと思います。その実現のためには、介護の仕事に携わる方々の処遇改善や労働環境の改善を図るのはもちろんのこと、先に述べたように、介護業界でテクノロジーをうまく導入して業務改善・効率化することが重要になるでしょう。

勿論いいことばかり書かれているんで、どこまで本気でやってくれるかは未知数。
ですが、口ばかりの候補者とは違い、ご自身が本業として取り組んでおられる介護の仕事を政治の面から変えていきたいというのは理にかなっています。いろんな事情で広がっていかない「介護業界」を変えていきたいという気持ちは本物だと思いたい。

在宅ケアの皆さんには当時は本当にお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいでした。
今後山本氏が介護業界をより良くする方向に力を発揮してくださることを願って止みません。 


フォーミュラーEの招致と公道レースの開催について

元F1レーサーという肩書はクルマ界隈だと大きなインフルエンスを持つと思うのですが、そのインフルエンサーとしての役割がもしレースの事だけにフォーカスされるとしたらちょっと寂しいなぁと私は思ってしまいました。

 

car.watch.impress.co.jp

私たちみたいにレースに興味を持っている人にとっては公道レース開催は面白いと思いますが、かつてのJリーグが立ち上がった時の様に…は難しいかもしれないけど長期的な構想としっかりした目的がないと1回開催して終わってしまうと思います。
WRCですら招致できてないですし。
あと『モータースポーツを盛り上げる=公道レース開催』とうのはよく分からない。
有権者に響くかしら。正直、自分はレースのことはどうでもいいです。

 

ということで…
もしもクルマ界隈のインフルエンサーが国会議員になれたとしたら???
ちょっと偉そうですが『こんなことに取り組んでくれたらうれしい』というのを好き勝手に書いてみました。

 

自動車界隈のインフルエンサーとしての(勝手な)期待

1)車関連の税制リセットと再構築

重課税(ガソリン税と消費税など)や車検の問題を始め、継ぎはぎだらけの構造になってしまっている自動車関連の税金を一度リセットして、きちんと目的別の税をとるように…取られる側も納得いく形にしてほしいです。

 

 2)自動車業界の空洞化を始め製造業のポジション低下に伴う日本の産業構造の改革の議論提起

人口も減り日本で車が売れない以上、自動車メーカーが海外に出て行ってしまうベクトルが強く働いています。原価を抑えるべく生産拠点が海外に出ていく事による雇用の影響も大きい。
(うまく言えないけど)自動車業界やその他の製造業の動向も鑑みながら、今後日本が今後何を強みにして世界と戦うのか(あるいは戦わないのか?)の戦略構想について、国家的な議論を巻き起こしてもいいと思います。
勿論、それが自動車の強みをより生かす方向で議論ができるとよりいいと思います。

※経産省から「我が国と世界の構造変化と第4次産業革命による変革の方向性」という資料が出ていました。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shinsangyo_kozo/pdf/006_04_03.pdf

 

3)国として自動運転の見通し(当面のゴール設定)と法整備のリード
こちらは私が不勉強で知らないだけだと思いますが、自動運転の可能性を大いに議論してもらえると面白いと思います。

私みたいな一般人が気になるのってこんなことだったりしません?

  • どこまで自動化できるの?していいのか?(技術的に、ルール的に)
  • 本当に物流が自動運転でできるようになるのか?
  • 事故発生時の責任は?保険は?
  • グローバルスタンダートの策定状況や参入障壁は?

などなど…調整したり決めたりすることが山ほどあるのだと思います。

国土交通省からもこんな資料が出ており、議論も活発化してきていると思うのですが、この分野で国や業界を引っ張れる存在になってくれたら面白いですよね。

 

www.mlit.go.jp

この発表資料面白いので興味ある方は是非見てみてほしいのですが、クルマのハッキング問題、自動運転ソフトウェア更新義務など、や地図情報の更新…etc、コンピューターにかかわる人には割と身近な話題ですが、それがクルマに適用される概念は中々興味深いです。
 

他に何があるだろう…クルマに関連することで我々の身近な部分でも、政治や産業構造的な改革をすべき点はまだまだたくさんあることでしょう。

 

兎も角、山本左近さん若いですし、クルマ(レース)界隈出身というのはかなり珍しいと思うし、もし当選されたら面白い存在になってくれるといいなぁと思っています。

という事で、今回クルマネタという事で山本左近氏を取り上げてみました。
…が、別に私は山本氏ヨイショってわけじゃないでの悪しからず。

 立候補された皆様、暑い中大変ですが最後の一日頑張ってください!

 

という事で、明日の参議院選挙の投票日、お時間のある方は是非投票所に足を運んでいただき、夜の選挙特番を楽しみましょう(^^)/

ではでは、今日はこの辺で。

#山本左近 #2019年参議院選挙