ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


ホンダs660試乗インプレッション!

こん〇〇は!
以前みんカラでもs660のチョイ乗りインプレ記事を書いたことがあるのですが…

minkara.carview.co.jp

今回はs660を一日借り切ってその楽しさをレポートしたいと思います。

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何故に今s660のインプレをするのか?
それは、私がs660を本気で欲しいと思っておりいつかゆっくり試乗してみたいと思ってたのですが、その機会が訪れたからであります。

時期的には何の脈絡もありません😅💧

 

[目次]

 
どんなクルマ?

ホンダの誇る名車であるBeatを彷彿とさせる軽規格のミッドシップオープンカーであります。少し乗ると感じる軽自動車とは思えない走りの質感が特徴的。

車両の諸元は大体こんな感じ。

s660α
総排気量:658cc
エンジン形式:直列3気筒 DOHC ターボ
最高出力:47kw[64ps]/6,000rpm
最大トルク:104Nm[10.6kgfm]/2,600rpm
ボディサイズ:L3,395×W1、475×H1,180mm
ホイールベース:2,285㎜
車両重量:830kg
駆動方式:MR
トランスミッション:6速MT
価格:232万円~ 

乗り出しは250万円くらいからとお値段も軽の枠を超えてるとは思いますが、その分コストを走りと質感に全フリした効果は絶大。
クルマ好きなら乗った瞬間に『楽しい😂』とワクワクすること間違いなしです。

 

動画での試乗インプレ

今回も試乗動画を作ってみました。

www.youtube.com

今回、走行時の風切り音が大きく、ちょっと聞き苦しい点もあろうかと思いますが、もし宜しければご覧ください。m(__)m


内装は?

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内装の作りの良さもs660の大きな美点。

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ダッシュボード始めスイッチ類なども極力見た目を安っぽく感じさせないような素材とデザインになっており、良いクルマに乗っている感があります。

絶対的な室内はものすごく狭いですが、運転席に座るとしっかりゆとりもあり、とても運転しやすく長距離を乗っても疲れが少ない作りに感じました。

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センターに配置されるタコメーター、その中に大きめのデジタルスピードメーターを配置。シンプルですがスポーティで見やすいです。
その他、直接手が触れるステアリングやシフトレバーの作りも全然安っぽさはなく、すぐに手になじむ感じは過去の思い出通り好印象。
久しぶりにs660に乗り込んでみて、改めて内装の良さが気に入ってしまいました。

 

走りは?

所感

走らせた感想は、とにかく乗りやすいということ。
ステアリングの感触や、各ペダルのタッチなどがきちんと調和されている印象で、素直な操作性というのでしょうか...ロードスターとはまた違った人馬一体感があると言いましょうか、走らせ方のリズムもホンダ車独特で楽しい、そんな感じ?
自分はマツダ党なので最近のマツダ車大好きですが、s660でドライブしているとホンダ車の素晴らしいところを改めて感じます。

今回お借りしたのは6速マニュアル車。
勿論シフトフィールを楽しむためですが、改めてs660に乗ってみてシフトフィールの気持ち良さにニコニコしっぱなしでした。

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ミッドシップ車なのでFR車のようなダイレクト感はないですけど、節度感がしっかり確保されたゲートにショートストローク。キコキコとシフトが決まる気持ちよさはスポーツカーと戯れるのには…やっぱり欲しい感覚だと思います。


エンジン

660ccの軽自動車エンジンですから、パワーで特筆すべき点は無いのですが、ターボエンジンなので十分な加速性能があります。個人的には下のトルクも十分あって、発進や低速走行含めても、とても走らせやすいエンジンだと思っています。

エンジン音は少し元気に聞こえてきますがノイジーな感じではなく、心地よいレベルに調律されています。
アクセルオフ時には『パシュー♪』とウエストゲートの作動音??みたいな音もして、走る楽しさを更に演出に一役買ってくれています。


ハンドリング

軽量コンパクトなクルマのハンドリングが楽しくないわけない。今回s660最大の美点がコーナリングを存分に楽しんできました。

乗ってみてすぐに感じるのはステアリングを切った時の初期応答の鋭さ。

タイヤにADVAN Neovaがチョイスされているされているのも大きいと思いますが、足回りの作りの良さも相まって、ドライバーの操作に忠実に応えてくれる走りが一番の魅力。切ってからスッと旋回する応答がとても気持ち良さを前面に押し出しつつ...反応が過敏過ぎないという絶妙な調律がなされています。

ブレーキはタッチに剛性感があり、カッチリときたフィーリングが何となくs2000を彷彿とさせました。
ホンダ車のペダルタッチの感じ、私はとっても好きです。走らせていて楽しい♪

こんなわけで、自分なりにいろんな操作しながら「あーでもない」「おおっ、良い反応♪」「こんな操作をしたらどうかしら?」みたいな感じにクルマとの対話を楽しめるので、飛ばさなくてもあれこれ試してるうちについ遠くまで走ってしまう...s660を手にれ入れたらそんな相棒になってくれると思います。

今回ワインディングもかなり走ってきましたが、s660の美点を存分に堪能することができました。普段FFやFRしかドライブしない身としては、フロントにエンジンがないクルマというのは、こんなにもスイスイと鼻先が入っていくのか...と大変新鮮にドライブを楽しめました。

久しぶりに体験するオープンエアーも気持ちよかったです♪

 

まとめ

憧れのs660に久しぶりに試乗しましたが、改めてとても楽しいドライブ体験ができました。
本気でs660欲しかったので、うちのクルマ(FIAT500)と入れ替えて…ということも改めて想像(妄想)してみましたが…

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やっぱり、買い物したり二人で2泊3日以上の旅行に行くにはs660は厳しいことも改めて実感…

 

RX-8の様にスポーツ走行も旅行も近所のお買い物にもいけるファミリーカー感とは真逆にある価値観。

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撮影:魅さん

 

クルマとの対話に不要なものは要らない、週末を有意義に使うための相棒、オープンエアの中で一人の時間を楽しむための専用スポーツカーという…とても贅沢な価値観を存分に楽しむクルマなのだと思います。

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250万円~という価格をどう思うかは人ぞれぞれですが、ついつい閉じこもりがちになる生活を楽しくアクティブにしてくれる良き相棒になってくれそう。

今すぐは無理ですが…やっぱりチャンスあったら一度は所有したい…改めてそんな思いを抱いてしまいました。
※BEATはもっと欲しいけど…正直維持できる自信がないので…💧

 

という事で…
今回は愛しのs660についてのインプレッションでした。
最近、色々なクルマに乗りたい熱が上がってきてるので、また試乗記をアップしたいと思います。こうご期待!

ではでは、今日はこの辺で。(^^)/