こん○○は!
最近、拙宅の愛車が壊れたり古くなったりしてきて、少しずつ次期愛車候補について考えることが増えてきました。
次期愛車の条件としては
・オープンカー
・FR
・(出来れば)ターボ
何となくこんな感じで考えていて...
最近のクルマだとヒットするのが124スパイダーくらい?
そのスパイダーも中古車価格の高騰により新車時以上の価格になっていることが殆ど。
ターボじゃなければロードスター一択に。
ロードスター最高だけど乗ってる方多いしなぁ...
そんな感じで次期愛車探しの熱が少し冷めかけてたところ嫁さんが
『GRヤリスいいんじゃない?!( ̄▽ ̄)b』
と突然言い出しまして…
GRヤリスは私の次期愛車条件には全然ヒットしないのですが(笑)
前々からクルマとしてはとても面白そう!ということでずっと気になっていました。
そこで、今回GRヤリスにようやく試乗することが出来ましたので、インプレッションしていきたいと思います。
久々のインプレ記事でして…😅
ヤリスの試乗はすっごく楽しかったので、テンションあげあげで書いていきたいと思います。
[目次]
どんなクルマ?
ご存じの方も多いと思いますが、WRCのためのホモロゲーションモデルとしてのクルマ。
GRヤリスを見て触ったら、クルマ好きならつい欲しくなってしまう…そんなクルマに仕上がってました。
気になるエンジン出力は下記の通り。
・形式:G16E-GTS(1.6Lターボ)
・最高出力:272馬力/6,500rpm
・最大トルク:37.7Kgm/3,000~4,600rpm
車両重量も、試乗したRZでは1,280Kgということでパワーウェイトレシオ(PWR)は4.7!
スペックを見るだけでも元気よく走りそうなことが伺えます。
軽くするための努力はとにかく凄まじいの一言。
ボンネット・ドア・テールゲートがアルミなだけでもすごいのに、ルーフがカーボン製とか凄すぎでしょう!
RZは396万円からなので、これだけでバーゲンプライスに思えてしまいます。
エンジンルームを開けてみると、エンジン自体が1.6Lとコンパクトなためか、結構クリアランス的な余裕があるように見えました。
もしかすると冷却系にも気を配りつくしたレイアウトなのかしら?!
タイヤはDUNLOP SP SPORT MAXX(225/40R18)
こちらはRZの純正タイヤのようです。
試乗したGRヤリスはおもしろレンタカーでお借りしたのですが、この個体はこんなものまで装着されていて…
・70万円もするKW Clubsport 3Way 車高調
・前後機械式LSD
一言でいうとサイコーでした!(≧▽≦)/
内装は?
ナビをかねたインフォメーションディスプレイが大きいのが今時のクルマだなぁと思いつつ、内装自体は非常にシンプル。
高級感…と言われるとそこは弱いかもしれませんが、デュアルのエアコンもついていたりと機能は必要十分!
シフトレバーの手前についているGRのエンブレムが非常に質感高いのがおしゃれポイント。
オーナーさんの満足感を更に引き上げるアイテムになっていると思います。
280Km/hまであるスピードメーターはシンプルなデザインですがやる気をそそられて格好いいと思います。
メーター中央のマルチインフォメーションディスプレイでブースト/油温/油圧が確認できます。
水温はこのディスプレイには表示されず、タコメーターの下に一般的なH-Cの表示のみの水温が分からないものしかついていないことはちょっと残念ですね。
注目の走りは?
所感
走らせての第一印象は『軽快でパワーがあって楽しすぎる~!!』でした。
自分のRX-8より70Kg軽く、70馬力以上あるわけで、ちょっと乗っただけでその軽快感に感動します。
4WDならではの強力な直進性は勿論のこと、前後の機械式LSD効果が素晴らしくコーナリングが思いのまま!
ワインディングに持ち込んでしばらくドライブしたのですが、スッと入る鼻先、コーナー脱出時にぐいぐい前に出ていく素晴らしい走り!!
KW車高調の質感も相当いいのだと思いますが、このレンタカー…無駄な動きを感じることなく本当にオンザレールのような動きをします。
もしTC1000に持ち込んだとしたらを妄想してしまったのですが‥‥
かなり操作性がいいのでタイヤがノーマルでも41秒くらいで走れちゃいそうなイメージ。
素晴らしいハンドリングにわたくし…K.O.されてしまいました。
本気でほしい…このクルマ。。。
ノーマルシートのホールド性もかなりよく、ちょっと峠道を走るくらいなら結構しっかり感があって座り心地も良かったです。
自分的にMT車に乗るときに物凄く気になるシフトフィールですが…
ショートストロークでスイッチのようにコクコク決まるミッション、文句なし!!
ABCペダルの配置も標準的で踏みごたえもちょうど良く、初めて乗ったのにヒール&トゥも簡単です。
自分は使いませんでしたが、シフトダウン時のブリッピングを自動で行ってくれる機能もついています。本当に走りについては至れり尽くせりなのであります。
ステアリングも自然とフィットする感じで、表皮やステッチの質感も流石トヨタと思わせてくれる質感。
実際のステア操作した時の応答も本当に自然で、ドライバーが運転したいようにさせてくれる感じが本当に楽しいです。。
ドライバビリティが良すぎて文句なんてあろうはずが…と言いたいところですが、このレンタカーに装着されていたKWの車高調が市内や高速道路を走るのがメインの場合はちょっとハードすぎるかな…と思いました。
エンジン
1.6Lで272馬力を発揮するエンジンが遅かったりつまらないはずがないっ!
最大トルクは3,000rpmから発揮されますが、それ以下の回転数でもモリモリトルク感があって、街乗りも高速巡行もラクラクです。
踏めばどこからでも加速してくそのパワー…やっぱりサーキットやジムカーナで試してみたくなります。
アクセルに対するレスポンスやツキもかなりいいと思います。
エンジンの質感という意味では3気筒なのでちょっと振動やドコドコ音的なモノも感じますが、それはこのクルマの味だなぁって思っちゃいますね。
※チンクの2気筒の振動の方がはるかにヒドイ(≒ボロい💧)
ジムカーナで運転させてもらった!!
このレンタカーではありませんが、先日ジムカーナ走行会でフルノーマルのGRヤリスを運転させていただくことが出来ました!
ノーマル足だと流石にスポーツ走行するには少しソフトかもしれませんが、街乗り・普段使いを考えるとベストバランスなのだと思います。
ちなみにGRヤリス…サイドブレーキがものすごく効きます♪♪
エイトやチンクで苦戦していたのがウソのように、まるでスイッチの様にリアがロックできて自由にクルクル出来ちゃいます。
GR86もそうらしいですが、リアブレーキはドラム内蔵型。
サイドをロックさせるとセンターデフも自動で解除してくれる機能もついているとのこと。
トヨタ様...本当にクルマ遊びか好きな方が作ってくださったのだなと感動してしまいました。
そういう所を市販車にも組み込んでくれるところが本当に嬉しいです( ;∀;)
この272馬力をアクセル全開で走らせる楽しさ…
『ハイパワーターボ+4WD
この条件にあらずんばクルマにあらずだ(爆)』
とかエン◯ラーの連中が暴言はきたくなるのも納得しちゃうほど面白い!
街乗り・山道・ジムカーナ、そしてきっとサーキットも
どのシーンで走らせてもオーナーがニコニコしてしまう素晴らしいクルマでした。
まとめ
走りは言うことなし…満点です!
吊るしでも十分な速さと楽しさ、そして快適性をも併せ持つ恐ろしいクルマです。
人気車種ということありカスタマイズのためのアフターパーツも選り取り見取り。
サーキット走行などのクルマ遊びがしたくて新車でクルマ選び…となったら真っ先に候補に挙がるのは間違いない、そんなクルマでした。
積載性にも問題あろうはずもなく、大人二人で大荷物が必要な旅行などは得意なもの。
(流石に家族四人で乗るクルマではないかなと)
サーキットに行く時などもリアシートに4本タイヤを積んで、ラゲッジスペースにはフロアジャッキを始めたくさんの工具を詰めることと思います。
今回の試乗インプレですが、自分で乗ってみてネガティブに感じる点があればきちんとお伝えしようと思っていましたが、KW車高調がハードすぎるとかリアシートに座った際ちょっと狭いな(私の身長は177cm)...くらいしか思うところがなく。
GRヤリスがターゲットとしているユーザーなら気にもしない部分だと思われます。
個人的に一番気になるのは、各部の耐久性。
エンジン本体はもちろん、補機類、ミッション、デフなどの駆動系、ハブ、ブレーキ、その他油圧系...etc
聞くところによるとデフを下ろすのにエンジン脱着が必要とか聞きますし、コスパ良く長く楽しく走らせるための耐久性も兼ね備えていることをつい期待してしまいます。
自分がもしGRヤリスを買ったらを妄想してみると…
まず吊るしのままではいられなさそう💧
取り敢えず、前後LSDとバケットシートを入れて、ついついサーキットやジムカーナに持ち込んでたくさんシバいてしまうことでしょう😅
もし買うならRZを買って、ハイパフォーマンスについている便利装備の中で欲しいものだけつける感じになりそうです。
ん、でもいまなら少しお高いもののGRMNもあるので本気で迷っちゃいますね💧
ということで、GRヤリスは本当に素晴らしいクルマでした。試乗してよかった!!
結構本気で愛車候補として検討したいなと思ってます。
でも...やっぱりFRやオープンカーへの憧れも捨てがたいので、買いたい熱MAXになるまでのんびり悩みたいと思います。
ではでは、今回はこの辺で!(^^)/