こん〇〇は!
2024年のマツダファンサーキットトライアル(MFCT)もあっという間に第5戦。
(第2戦の筑波ラウンドは一応参加したもののレポート書く余裕がありませんでした…m(__)m)
自身3回目の岡山ラウンド参加となりました。
2024年のMFCTは全6戦が開催。
Rd.1 スポーツランドSUGO:4月
Rd.2 筑波サーキット:5月
Rd.3 モビリティリゾートもてぎ:6月
Rd.4 十勝スピードウェイ:8月
Rd.5 岡山国際サーキット:11月
Rd.6 オートポリス:12月
『まるでSUPER-GTじゃないの?!』と突っ込みたくなるくらい、全国の著名なサーキットを転戦します。
今回はRd.5岡山国際サーキットでの開催。
自宅から岡山までは約660Kmの遠征…💦
我ながら『よ~やるわ💦』と思うものの、そんな思いをしてでも参加してしまうMFCT。
今回はそんなMFCTについて少し語ってみたいと思います。
[目次]
参加型モータースポーツの魅力
近年マツダが参加型モータースポーツのスローガンを基に、モータースポーツに関連する色々な活動をされています。
実際にサーキットに足を運び、F1やスーパーGT、スーパーフォーミュラ、motoGPなど、一流プロのレースを観に行くことはとてもエキサイティングな体験になると思います。
私が初めてモータースポーツを生観戦したのはまだM.シューマッハが現役だったころの鈴鹿F1でした。
V8エンジンの甲高い咆哮はもちろん、ギア?デフのバキバキ音を響かせながらシケイン手前で250km/h以上から強烈に減速する挙動、その状態で紙一重のバトルが繰り広げられることに度肝を抜かれたことを今でも憶えています。
全日本ラリーやスーパーGTも観に行きました。
motoGPはマルケス全盛期で、圧倒的な速さでもてぎで優勝を飾ったとき生観戦していました!
※写真ピンボケですみませんm(__;)m
とまあ、モータースポーツを見るのも好きな私ですが、モータースポーツの世界に初めて足を踏み入れたのは筑波サーキットでした。
忘れもしない2014年のMFCT筑波。Bライを取って初めて走る競技会。
走り出す前の緊張感でお腹が痛くなったり、2ヒート目ではいきなり1コーナーでスピンかましてグラベルで土遊びした思い出も💧
この時は残念ながら入賞は出来なかったのですが、結果としては当時の自分なりにいい走りができて大満足だったことを覚えています。
あれから10年、未だにMFCTで走っている自分がいることに驚きです。
※写真:B-Sports様
ということで、今回のタイトルであるMFCTの魅力について少し語ってみたいと思います。
マツダファンサーキットトライアル(MFCT)の魅力
冒頭にご紹介した通り、MFCTは4月から12月のモータースポーツシーズンに全国の著名なサーキットを転戦する…
他メーカーでは中々無いような計測競技イベントになります。
私が初めてMFCTで遠征したのは富士スピードウェイ!(近年は開催されていません...)
殆ど経験のない超高速コースに恐れおののくも、プロが走る舞台で自分も走っていることが不思議だったし、自分なりのコース攻略(出来てないけど😅)がとても楽しかったことを覚えています。
その後、スポーツランドSUGOや別口ですが鈴鹿サーキットにまで走りに行くようになり…
ついには岡山国際サーキット、挙句の果てにはオートポリス(大分)まで走破することに。
なぜにこんなに魅力に感じているのか、ちょっと語ってみたいと思います。
参加しやすい!
私が感じているMFCTの魅力とは、何と言っても参加しやすいこと!
マツダの参加型モータースポーツといえばロードスターパーティレースやマツダファン・エンデュランス(マツ耐)が有名だと思いますが、クルマの用意だけでなくサポートスタッフが必要だったり、マツ耐ではチームを組んでいるところも多く、且つレースならではのリスクも十分理解して参加することが必要です。
MFCTでもリスクはありますが、基本的に計測競技(タイムアタック)。
※写真:B-Sports様
抜きつ抜かれつでクルマ同士が接触する様なリスクは少なく、コース上では自爆に気を付けることと、走行前のメンテナンスを徹底する、この様なことでリスク少なく走りを楽しむことができると思っています。
(レースの醍醐味である、抜いた・抜かれた、のバトルを望む方には物足りないでしょう…)
レギュレーションがしっかりしている
JAF戦でもあるMFCTでは、かなりしっかりしたレギュレーションが定義されています。
私が参戦しているノーマルクラス(RX-8)の場合、改造可能な範囲がかなり限定されます。
今回、抜粋してご紹介します。
1)NORMAL クラス参加車両は、以下の項目や同車両規定4.「参加車両」で認めら れた場合を除き、同車両規定2.「純正部品」のみを使用すること。
3)コンピュータ
①生産者のアップデートや純正 ECU への交換を除き、一切の変更および改造は 許されない。また、各オーガナイザーや B-Sports が用意した診断機で情報 が読み取れない場合や、最高速度が 184km/h 以上を計測した場合は、ECUの改造があるものとみなす。4)吸・排気系統
①エアクリーナーケース、配管の変更は許されない。エレメントの変更のみ許される。
②吸気、排気マニホールド、触媒装置の変更は禁止する。マフラーの変更のみ許される。8)サスペンション
③最終モデルの生産終了から 8 年以上が経過した車両については、アッパーマ ウントを含む、車高調整機構(ネジ式、C リング等)を伴うものに変更(使 用)することができる。
※以下略
④レース終了後も含み、静止中は常に片側キャンバー上限値を駆動輪-3.0°/ 非駆動輪-2.0°とする。判定は数値のみで行い、競技中に他車と接触した場合を除き、競技中に数値がずれた可能性については考慮されない。9)タイヤおよびホイール
①純正装着以外で使用できるタイヤは、4 本とも同銘柄(パターン)で、ブリ ヂストン社製「POTENZA Adrenalin RE004」、「POTENZA Adrenalin RE003」、「ALENZA 001」、「Playz」ブランド製品のいずれかとする。
③タイヤのサイズアップは、基準サイズから幅を最大10mm、ホイール径を最 大1インチまで、サイズダウンは数値による規制なく変更することが許される。https://circuittrial.mazda-fan.com/regulation.html
※MFCT公式サイトより抜粋
TUNEDクラスも同様で、このような明確な車両規定の中で、タイムや順位を競うという競技性に自分は大きな魅力を感じています。
色々なサーキットを走れる!
走行会やライセンス走行では、どうしても自分の住んでいる地域と近いサーキットを走ることになるのですが、MFCTで(半強制的に(笑))岡山国際やオートポリスに遠征するようになり、より楽しいコースを知ることが出来ました!
尚、不肖わたくしスレンダーがMFCTが開催されたサーキットでどこが楽しかったかランキングをつけさせていただくと…
5位:筑波サーキット
4位:富士スピードウェイ
3位:岡山国際サーキット
2位:スポーツランドSUGO
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1位:オートポリス
栄えある(ないか😅)1位はオートポリス(AP)でした!🎊
『自分は絶対にAPには行かない』と思っていたのに…
昨年初めて走ってみたら、アップダウンあり、高速セクションありのチャレンジングでとても楽しいコースでした
こういった、自分ではなかなか走りに行くことがないようなサーキットに赴き、そこで得難い体験が出来ることはMFCTの大きな魅力だと思います。
今年も12月のエイトリアンカップAP/MFCT@大分ラウンドに参戦予定です!
参加者同士の交流
これは長く続いている走行会でもよく見られる光景だと思いますが…
参加者同士が顔見知りになってくると同車種はもちろんのこと、他のクルマのオーナーさんとも仲良くなり、遠征先で和気あいあいとコミュニケーションできることも楽しみにしていることです。
MFCTはロードスター(NA/NB/NC/ND)やデミオなど何代も続いている車種やアクセラ、アテンザ、もちろんRX-7にRX-8、たまにMPVやCX-5の様な車種も参加していてとてもユニークな大会。
例えば、NA/NBロードスターのオーナーさんに愛車のこと(こだわりポイントやメンテや苦労話など)をお聞きする、こういったことが非常に楽しい時間でもあります。
また、SUGOや岡国など、普段ほとんど走ることがないコースの攻略について『あーでもない』『こーでもない』と話し合うのも楽しいし、走った後の感想などをのんびりと話し合う時間もとても贅沢なものだと感じています。
また、参加者みんなでそのイベントを盛り上げる、そんな空気感もあって非常に参加しやすい大会になっていると思います。
マツダ車オーナーの方で、『サーキットを走ってみたい』という方がいらっしゃいましたら、是非MFCTをチェックしてみてください。
最後に
今回は参加型モータースポーツを話題にし、MFCTの魅力をお伝えしてきましたが…
MFCTには欠点が一つだけあります。
それは…
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マツダ車から降りられなくなってしまうことです💧
(これをマツダ地獄と呼んでいいのか…お前のせいじゃと怒られそうです…笑)
私もMFCTに出ているうちはRX-8に乗り続けるでしょうし、何ならロードスターが欲しかったくらいです。
(今は別途オープンカーを手に入れたので、ロードスター熱は少し冷めましたが…)
ということで、今後もRX-8が元気で自分が走れる環境にある限り、微力ながらMFCTを盛り上げる一員であり続けるとともに…『Great MAZDA Circuit Trialist賞(※)』をいただける様、頑張ります!
※MFCTおよびMSCTに通算10年シーズン以上および公式戦30戦以上出走したドライバーに特別賞典を授与
長々書いていたら、先日のMFCT@岡国の参加レポートが入らなかったので…
それはまた後日アップしたいと思います。
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/