みなさま、こん〇〇は!
前回はガンダムかるたで新年の抱負を述べさせていただきましたが…
今回は2022年の12月に参加したteam六連星走行会 in TC1000の様子をアップします。
走行会ではRX-8にて
・某筋からお下がりでゲットした YH ADVAN A052 265/35R18(以降A052)
・MFCTで使用している BS アドレナリン RE004 235/40R18(RE004)
両方で走ってみたので、データ比較をしながらそれぞれのタイヤの特性や違いなどがレポートできればと思います。
本当ならタイヤサイズが同じだとより適切な比較になりますが、そこは持ち合わせがないのでご容赦ください。
[目次]
この日それぞれのベストラップは?
YH ADVAN A052 265/35R18
1ヒート目:40秒571(LAP7/17)
気温4度くらい
右 冷間155Kpa/左 冷間145Kpa ※温間200Kpa狙い
この日、朝一の赤レンジャーで走らせていただきましたが、想像以上にタイムが出せず撃沈。
下手なのはちょっと横に置いといて…
私が知っているA052のグリップ感が来なかった感じで、終始『あれれ、意外とグリップしないなー』と思いながらの走行に。
上位陣もそこまでタイムが伸びておらず、もしかすると路面がダスティだったのかもしれません。
2ヒート目も走ろうとしたのですが、大き目のピックアップが沢山ついてしまいとてもタイムを狙える状況ではなくなったので走るのをやめました。
BS アドレナリン RE004 235/40R18
4ヒート目:42秒793(LAP3/16)
気温6度くらい
右 温間300Kpa/左 温間300Kpa
3ヒート目・4ヒート目とRE004で走りましたが、グリップ力の弱いタイヤへのアジャストが遅かったのか…路面状況も悪化した4ヒート目でこのタイムが出せました。
路面がきれい、かつクルマも垂れてない1ヒート目でRE004を使っていたら後コンマ2~3は良いタイムが出せたかも。
アタックシーズン、コンディションを整えたらどのくらいのタイムが出せるのかについては、改めて機会を作ってトライしてみたいと思います。
A052とRE004の性能をロガーで丸裸比較
デジスパイス、LAP+両方でデータをとってみたので、両方載せてみます。
まずはデジスパイスから。
※グラフの横軸は距離
青がA052、赤がRE004です。
※ロガーの固定が良くなかったのか、加減速曲線がゆがんでしまっててすみませんm(__)m
ご覧のとおり、加減速曲線ではタイヤの性能差…というか次元の違いが一目瞭然。
Gサークルを見ても、縦・横・斜め、あらゆるゾーンでA052が圧倒します。
A052はRE-71Rの様なタイヤよりはソフトに感じますが、タイヤ剛性がかなりあるので固めのスプリングとの相性もかなり良いです。
自分の操作に対して、(良くも悪くも)その通りに動いてくれるため、かなり安心感があります。
それに対してRE004。
私のRX-8のバネレートはフロント14Kg/mm、リア12Kg/mmとやや硬め。
ケース剛性がかなりソフトなRE004との相性は今ひとつなのか、タイヤの変形が大きく踏ん張りが効かない、といったフィーリングに終始します。
特にTC1000の最終コーナーの踏ん張れなさ加減がひどくて、正直『もっと頑張ってくれよ~』とタイヤに語り掛けたくなるレベル。
ほとんど同じグラフですが、今度はLAP+のものを。
※グラフの横軸は時間
青がA052、赤がRE004です。
これを見るにRE004はブレーキ方向のグリップ力は優秀で、しっかり止まれるし安心感もあります。データ的にも減速Gの立ち上がりはA052と遜色ありません。
惜しむらくはコーナー性能とトラクション性能。
コーナー性能はバネとの相性の悪さもあると思いますが、踏ん張れずかなり物足りないレベル。履いたことがあるダンロップ、グッドイヤー、5FIVEXなどの一般的なハイグリップタイヤ群とは一歩も二歩も低いレベルなことは仕方ないでしょう。
私のRX-8がノーマルデフなせいもあるとは思いますが、トラクション性能は残念な感じで、A052と同じようには立ち上がれません。ですのでコーナー脱出から次のコーナー進入まで、コーナーごとに大きな差が出ています。
アドレナリンって誰に対するどんなタイヤなのか?
私が参戦しているMFCTノーマルクラスの実質的な指定タイヤであることから、これまでこのブログでも何度か取り上げていますが…
www.slender-g.com『ハイグリップタイヤと比較してこのタイヤはダメ』
ということではないと考えています。
2020年、RE004が発表された際のプレスリリースには
とあり、明らかに我々が考えるようなサーキットユースを本命にはおいていません。
出典:https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2020011002.html
カジュアルスポーツが何を意味するのか、受ける印象は人それぞれだと思いますが
👉フルブレーキ時はハイグリップタイヤに迫るストッピングパワー
👉一般道では必要十分以上のグリップ性能
👉転がり抵抗軽減によるECO性能の確保
👉ヨーロッパの一流タイヤブランドに対抗できる品質の高い乗り心地
この辺がアドレナリンが目指している方向性だと、一ユーザーとして受け止めています。
サーキットユースでも
『履いたままサーキットに来て、そのままスポーツ走行をして帰る』
というまさにカジュアルな感じが私にとっては最高の使い勝手。
約1年弱、街乗りからサーキットまでアドレナリンRE004を使ってみて、俄然興味が出てきました。
乗り心地や普段使いの勝手の良さは抜群なことは十分わかったので、2023年はこのタイヤでどのくらい速く走れるのか…更なる挑戦を続けたいと思います。
おまけ!
2022年の最後の六連星のじゃんけん大会にて…
ついに目指していた高級メロンをゲットしました!!!
いや~~心から
「こんなに嬉しいことはない」
大熊さんからも
「軍曹は久しぶりだったな!これが勝利の美酒というものだ!」
と祝福を頂けたかのようですw
今回は六連星走行会にも縁のある韮崎(山梨)のウイスキー「甲州」を購入。
メロンに上品にウイスキーを注ぎ…
余りの美味しさに…あっという間に食べきりました。
ご馳走様でした😋
今年もまた高級メロンをゲットできるよう、一日一善を目指して2023年も頑張ります☆彡
本年もサーキットでよろしくお願いします。
ではでは、この辺で。(^^)/