ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます


FIAT500Sをチューニングする企画〜第三話:アクセルレスポンスと加速向上施策👍~

こん○○は!お久しぶりです(^^)/
今回もFIAT500Sのチューニングネタでございます。

FIAT500でスポーツ走行するにあたり気になる点の一つにアクセルレスポンスの悪さがあります。
これまでは街乗りお買い物専用として使ってたので目を瞑ってました。
…が、ジムカーナやちょっとだけサーキット走行をさせるとなると、ストレスなくヒール&トゥ出来るクルマにしたくなります。

 

以前MT-DRACOさんのデモカーに試乗させていただいた時、吸気系チューニングによるアクセルレスポンス向上がなされておりとても乗りやすかったので、アクセルレスポンスは何とかしたいと思っていました。

www.slender-g.com

早速A.TRUCCOさんにお邪魔し、それっぽいことが出来るパーツがないかをご紹介いただき、取り付けていただくことにしました。

と言うことで、今回はエンジンやアクセルのレスポンスアップパーツのインプレッションをしてみたいと思います。


[目次]

 

スロットルコントローラー「New-PPT」

これは、一言で言うならガンダムのマグネットコーティング🧲よろしく、アクセルレスポンスを劇的に向上させてくれるパーツです。

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自分の様なガンヲタにはモスクハン博士の姿が見えるかのようです(^_-)-☆

 

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パーツは上記の様にアクセルペダルとセンサーコネクターの間に割り込ませる形で取り付け。

 

セッティング出来るモードが沢山あるので実際に運転しながら好みのレスポンスに調整します。

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自分の場合は、スポーツモード+1で使ってますが、素直な動きで扱いやすいです。

ノーマルのFIAT500のスロットルは変な「かったるさ」があって、アクセル開度に対してスロットルが開くまでに結構ラグのあるセッティングになっています。
これが大分改善されるので、一般道での発進操作が自然に出来るようになるのが一番のメリットだと思います。

 

後は...少数派だとは思いますが、スポーツ走行時のヒール&トゥもかなりやり易くなります😅

 

価格は39,980円。
※Amazonだともう少し安く買えます

 

少し高いかもしれませんが、FIAT500にお乗りの方にはかなりお勧めのパーツだと思います。


ついでにちょっとだけパワーアップ!!「RACECHIP GTS」

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こちらは、車両搭載のECUの書き換えなしで、ポン付けでパワーとトルクがちょっとだけアップするサブコンピュータです。

 

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1~7(7が最大パワー?)までモードがあるそうですが、自分のは5(多分いい塩梅)で設定していただき、そのままにしています。

 

FIAT500Sのノーマルのエンジン出力は85PS/145Nm。
これが111PS/189Nmになるという触れ込みですが…感覚的には100PS出てるかなぁ…くらいな感じです。
ただ元々のチンクのパワーは実測だと大体80PSちょいでしょうからそこから約20PSアップ…パワーアップはそこそこ体感できるレベルです。

 

折角なので、サーキットに持ち込んでで加速性能の比較を行ってみました。

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青がRACECHIP GTS装着後(2020年11月計測)赤がノーマルECU(2019年5月計測)の加速のグラフです。
※横軸は時間

 

タイヤは両方ともブリヂストン POTENZA Adrenalin RE003 185/55R15。
赤のノーマルECUの動画は2019年5月青のRACECHIP GTS装着時の動画は2020年11月、いずれも気温20度くらいで大体同じコンディションで走行することが出来ました。

最終コーナーから1コーナーにかけてのメインストレート部分の最高速を比較してみると、青が112㎞/h、赤が106km/hと約6km/hの差が付きました。

 

加速性能の比較動画も作ってみました。

www.youtube.com

ご覧頂ければ分かりますが、サーキット走行だとある程度はアドバンテージが生まれるパーツだと思います。

 

価格は82,500円。
安いものではありませんが、確実に効果はあるのでチンクにもう少しパンチが欲しいと思う方にはお勧めできると思います。

 

さて、このパーツ。
サーキットでタイム出すために装着するのも勿論よいのですが…自分的には普段使いのパワー不足を補うという使い方の方が楽しい気がしました。

高速の合流やワインディングでの登りでしっかり加速出来る様になるので、クルマの車格が1ランク上がったような気分になります。

 

パワーアップの代償に燃費は確実に悪くなります。
感覚的には20%くらい悪くなるかと。高速でエコ走行頑張っても15~16km/Lくらいしか行かなくなる感じですね。

そんな時のためのチンクのECOモードです。
ECOモードでもノーマルECUでのノーマルモードくらいのパワー感があるので、普段使いならECOモードで十分に走ってくれます。

 

という事で、今回はスロットルコントローラーとサブコンを導入してみました。
車重1トンちょいに100馬力ですから、ホットハッチ…とまでは行きませんが、チンクがとても元気よく走れるようになりました。

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やっぱりクルマは自分の思ったように操作できること、操作に対してそこそこリニアに反応が返ってくると楽しいですね。

チンクが楽しいクルマになってきたので、今後は活躍してくれる機会も増えそうです。


次回予告…

楽しいクルマになるために…特に大切なのは足回りだろう!?
という事でノーマルサスを卒業します。

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これまでスレンダー家のお買い物カーとして活躍していたチンクに選定・装着した足とは!?
是非次回もお楽しみに♪

 

それでは、今日はこの辺で…(^^)/