こん○○は!
私事ですが、愛車のRX-8が来月満11年の車検を迎えます。
これまで車検はディーラーさんでやってもらってましたが、今回はロータリー専門ショップ(ロータリー研究家)のリアルテックさんでやっていただくことにしました。
RX-8ももう10年以上経って、10万㎞以上走ってる車両が多くなってきてると思います。
自分の車両も11年13万㎞…普通の感覚だとだいぶ古いクルマになってきました。
そこで、私の車両でどんなメンテナンスを考えて、実際のメンテナンスでは何を行っていただくかについて書いてみようと思います。
[目次]
今回車検時に交換・メンテナンスしていただく項目
冷却水リザーバータンク交換
見てのとおり、新車時から何も変えてないので茶色くなっています。
海外では爆発事例もあるらしいですが、国内では大丈夫じゃないか?との見解。
ご存じの方には釈迦に説法なのですが、RX-8は冷却水残量をチェックするセンサーの不具合が起きやすく、これを直すにはリザーバータンクごと交換となります。
以前サーキット走行をした際、冷却水の水量警告(いわゆるパルテノン神殿)の誤検知が出ていたので、この機に交換することにしました。
冷却水(クーラント)交換
前回交換時から丸2年経ったため交換することに。
今入れているのはニューテックZZ-91Rという高性能クーラントで、冷えの性能は素晴らしいと思いますが、やはり2年ごとの交換は必要な様です。
クラッチ交換
今年の1月、クラッチ摩耗で交換が必要となったので一時的に中古のATSのカーボンクラッチを入れていましたが、半クラ領域のジャダーがひどいため交換することに。
サーキットをガンガン走っている場合、クラッチは10万㎞は持たないかもしれないですね。
クラッチペダル
これもペダルブローを機に今年1月に中古品に交換しているのですが…
クラッチを踏み度に「キューキュー」煩いので…新品に交換しちゃうことにしました。
新車でエイトを買って10年、クラッチペダルがブローするまで音はしなかったのですが、クラッチペダルの「キューキュー」音はエイトの持病らしく、クラッチペダルの構造上起き易いようです(;´Д`)
(出来れば)速度メーター修理
Twitterでご紹介したのでご存じの方もいらっしゃると思いますが…
たまに速度表示がこんな風にになってしまう場合があるので、可能であれば修理屋さんにお願いすること。
この現象はメーターを叩くと100%直るので全然困ってはいないのですが、ボロくてちょっと悲しくなるので直そうかと思っています。
まぁ…10年10万㎞超えてくれば、ちょいちょい想定外の不具合出てくるもんですよね( ̄▽ ̄;)>
(出来れば)エアコンファン異音対策
車内空調でファンを回すと異音が出るようになってしまい、直せるものなら直したいと思っています。
今回調べてもらってあっさり直せるものならよいのですが…
今回は必要なさそうとアドバイスを受けた部分
ショックアブソーバーのオーバーホール
車高調はSPRIT製リアルテックセッティングのモノを使ってるのですが、もう5年7万㎞くらい使っていたので、そろそろオーバーホールかなぁと思っていました。
必要性を相談してみると、
- 減衰力がちゃんと出ているか?
- オイル漏れなどないか?
これが問題なければ、オーバーホールはまだしなくてよいのでは?
とアドバイスいただきました。
購入したときは中々の金額だったので…正直清水の舞台から飛び降りた気持ちでしたが、これだけ長く持って、かつ性能もしっかりしてるので結果的に余計な出費がなくて大変有難いです。
リアサスペンションアームの交換
『ブッシュ類もへたって来てるだろうし、シャキっとさせるためにアーム類全交換しようかな』と思ってました。
相談してみると『確かに少しはシャキっとすると思うけど、ほぼ分からないんじゃないか』という見解。やる必然性はないと思うとのこと。
意外と、RX-8は距離行ってる個体でも、シャキっとした乗り味を維持できていることが多いようです。
実は、私の車両はフロントのロアアームは一度交換済みなのですが…
わたくし、交換後殆ど違いが判らなかった鈍いオトコでして…恐らく違いが分からなそうなので今回は見送っておこうかと。
※ピロ化などでリアサスの性能アップを図るなら全交換アリだと思います。
まとめ
ここ数年、ほぼサーキットユースでしか使ってないRX-8ですが、10年10万㎞を超えてる割には交換箇所がそれほど多くなくて助かりました。
リアルテックさんと今回車検やメンテナンスの相談をさせていただいて感じたのが、自分のエイトの仕様が街乗り+αレベルで全然ハードな内容じゃないことも故障や大規模メンテがそれほど必要じゃない一つの理由みたいです。
ただ、普段から下記のような消耗品をすごい勢いで交換しているので、今回車検のタイミングではそれが無かっただけと言えるかもです(笑)
- 油脂類(エンジン、ミッション、デフ)
- ブレーキパッド、ローター
- スパークプラグ
- ハブベアリング
今日ご紹介している内容以外だと、エンジンルーム内のハーネス・コード類は熱や経年劣化で確実にヘタって来てるはず。他にも思わぬところが壊れてくる場合も出てくると思いますので、この辺も気を付けたいところです。
有難いことにエイトオーナーには20万㎞、30万㎞以上走られている方もいて、よくある故障・トラブル事例が世の中に出ていることが大変有難く感じています。
頑丈な車体やエイトオーナー同士の情報交換が多い文化に感謝しつつ、老体となっていくエイトのコンディションに気を配りながら、これからも愛でて行きたいと思います。
撮影:T2Kingさん
今後、経年劣化などで大規模なメンテナンスを行う場合などは、改めてブログで内容についてご紹介していきたいと思います。
とりあえずは…後3~4万km走ったら、ブロー予防も兼ねてエンジンのオーバーホールをしようかと。。。
給付金じゃ全然足りないので…今からしっかりお金貯めておかないとです(笑)
ではでは、今日はこの辺で。
めちゃくちゃ暑い2020年夏…へばらずに乗り切っていきましょう!!