こん○○は!
今年2020年の梅雨は一体どうなってるんでしょうね。
首都圏で雨が降らなかった日が思い出せないくらい連日雨で、気分が滅入って来ちゃいそうです。
そんなもやっとした気分を吹き飛ばすべく、先日雨の中つくばサーキットコース1000(TC1000)のライセンス走行に行ってきました🚙💨
あいにくの雨ということで、今回はウエット時に気を付けたい3つのポイントについてご紹介したいと思います。
[目次]
その1:持ち物について
ピットが確保できれば荷物多めでも大丈夫だと思いますが、ピットに入れず荷物が雨ざらしになる可能性もあります。
ですので、荷物は可能であれば必要なものだけにしておいたほうが良いでしょう。
自分がこの日に持って行った主な荷物は以下の通りです。
- 油圧ジャッキ+油圧パンダジャッキ
- 工具箱(ドライバー、スパナ、予備ナット、ガムテープ、養生テープ、タイラップ)
- パーツクリーナー
- 予備オイル、継ぎ足し用クーラント
- インパクトレンチ
- GPSロガー+ラップ表示用スマホ
- ガソリン携行缶
- 車載工具(パンダジャッキ、牽引フック)
- 牽引ロープ
- ヘルメット、グローブ、着替え類
雨に濡れるのを防ぐためのビニールシートは必ず用意しておきます。
また、雨でシューズが濡れるとペダルが滑って危ないですので、シューズの底を拭くための雑巾は用意していたほうがいいです。
雑巾はいつもより多めに持っていくとよいでしょう。
その2:車両セッティングについて
ざっくりでいいので、普段のドライよりも滑ることを想定してタイヤの空気圧とショックアブソーバーの減衰力を調整します。
この日、自分はこんな感じで調整してみました。
- タイヤ空気圧(5FIVEX GERUN051Rの場合)
ドライ:冷間180~190Kpa、温間220~230Kpa狙い
ウェット:冷間250Kpa、温間280Kpa~狙い→面圧を稼ぐためドライ時より空気圧は高めにします。
→走行後あまり空気圧が上がらず失敗。この日は冷間の空気圧を2.8Kpaくらいにしてしまってよかったかもです。
- 減衰力設定(SPRIT車高調全21段の場合)
ドライ:6段戻し
ウェット:7段~8段戻し
→足回りが突っ張らないように減衰は少し緩めにします。
→とはいえ減衰は効いてくれたほうが運転しやすいと思うので、自分はドライ時のちょい戻しくらいが乗りやすいように感じました。
尚、タイヤの溝は5~7部残っているタイヤを強くお勧めします。
いくらウェットグリップが強力なタイヤでも、溝がないとすごく危ないです。
サーキットでのウェットのハイドロプレーニング現象は想像を超える怖さですし、ほぼ間違いなく制御不能です。
自分もウェットでのサーキット走行でで軽いハイドロは何度か経験してますが…ホント心身縮みあがりました…(;´Д`A
その3:走行時の注意について
コースアウトは極力しない
コースアウトして濡れているグリーンに進入してしまうと…ご想像通り、まるでターボがついたかのようにクルマが飛んでいってしまいます。
グラベルであれば車が止まってくれる可能性は大きいですが、クルマが傷ついてしまうこともあると思います。
ですので、必ずコース内にとどまることを最優先にドライブしたいです。
電子制御がついているクルマであれば、それに頼ってもよいと思います。サーキット遊びを長く楽しむためには、とにかくクルマを壊さないことが一番です。
ウェットラインを知っておく
どのコースにもドライのラインとは違うウェットラインというものがあります。
ドライのラインには路面にタイヤラバーが乗っており、ウェット状態になるとラバーによって車両が滑ってしまいオーバーランやスピンの要因になってしまうのです。
自分もウェットでのTC1000は2回目でして、ウェットラインなんて分かってませんでしたので、この日は常連さんに危ないポイントなども併せて教えていただいたうえで走行しました。
※TC1000の場合、S字抜けてから洗濯板縁石前後の区間が非常に滑って危なかったです
雨の日に気を付けるポイントなどはそのコースを走りこんでいる方に声をかけるなりして教えてもらえるとよいですね。
水温と車内換気に注意する
雨の日の走行では水温を気にしてエアコン切っているとフロントガラスが曇ったりします。
クーリングとデフォッガーの使用に注意しながら走行したいです。
ただ、夏場はエアコン入れっぱなしで走行すると水温が上がりやすく冷めなくなるので注意してください。
ちなみに…この日自分はアタックラップでエアコン入れっぱなしで走ってしまい、水温100度超えを連発してしまいました💧
雨の日だから出来る楽しい練習を(^^)b
この日、ドライ時のことを意識しながらクルマの挙動を乱さないようにブレーキやアクセルをじんわり操作するようにしてみたり、コース攻略のためのラインをアレコレ試してみました。
自分的にTC1000で試してみたい走りのポイントは大きく2つあります。
- 1コーナーのクリップ超えた後でアクセルを入れられるようにクルマを飛び込ませること
- 2ヘア(通称我慢コーナー)を最短距離で小さく回って立ち上がること
この辺の走らせ方が分かると…
TC1000での40秒切りが見えてきたり…しないかなぁ(願望)
この日の走行の様子を動画にしてみました。
よろしかったら雨の日のサーキットの様子をご覧くださいませ。
雨の日のサーキット走行はタイムなんて出ないわ危ないわで、避けるのは当然だと思います。
ただ…たまには私の様なサーキット走行エンジョイ組も、ウェット走行で自分の走りを見つめ直すのもいい機会だと感じました。
『見せてもらおうか…ウェットでの丁寧な操作というものを!』
ブレーキやアクセル操作が”通常の3倍”丁寧になること…間違いなしです(笑)
※通常の3倍って言いたかっただけm(_ _;)m
ウェット走行は、無理をせず安全な範囲で楽しみましょう~♪
ではでは、今日はこの辺で(^^)/