こん◯◯は!
今回のサーキットインプレッションは、私が袖ー1GPなどで走らせていただいている袖ヶ浦フォレストレースウェイをご紹介します。
サーキット走行を始めたばかりのころは筑波サーキット(TC2000)ばかり走っていた私ですが、ここ数年は一番袖ケ浦を走っている気がします。
上記の袖ー1GPに参加しているのが一番の理由ですが、コース自体が高速コースでアップダウンもあって(正直)TC2000より面白いという理由が大きいからであります😅
今回は、その袖ヶ浦の面白さを少しでもお伝えできればと思います。
[目次]
どんなコースなの?
一周約2,400mのサーキットで、TC2000よりもちょっと長め。タイム的にもTC2000の10~12秒増しくらいのミドルコースです。
※撮影:Shin132さん
速度レンジはエイトのような200馬力くらいのクルマですと、最速で160~170km/hといったところでTC2000とあまり変わらない感じです。
TC2000との違いは、アップダウンがあることと、下りの曲がりながらのコーナーが非常にスリリングなこと。
また、3速が主となる使う中~高速コーナーがメインレイアウトなので、結構なスピード感が味わえるのが特徴です。
※出典:http://www.sodegaura-forest-raceway.com/course/index.html
まずはホームストレートエンドの1コーナー、上りながらの右90度コーナーでは旋回ブレーキを活用しながらもなるべく速度を落とさず、かつ上りの2コーナーに向けて早くアクセルを開けられるかがポイント!(多分💧)
2コーナーから3コーナーにかけて下っていき、このコースで一番速度が乗る4コーナー手前でブレーキングして4→3→2速へ。下ってるせいか気を付けないとクルマが止まりません。
5-6-7コーナーのインフィールドは3速メインのコーナーですが、目印がなく複合出口の7コーナーのクリップにつくにはちょっと練習が必要です。
イメージはTC1000の2ヘア(通称我慢コーナー)を大きくした感じでしょうか。
8コーナーの左曲がりは「便所コーナー」なんて言う不名誉な通称がつけられてますが、クリップ取るのも難しいし、旋回しながらアンダーの出やすい嫌らしいコーナーです。
これが便所コーナーの由来となってしまったトイレです💧
9コーナーのヘアピンはしっかり止めて立ち上がり重視で。
その後最終コーナーなのですが、立ち上がり区間がブラインド且つ、外側にエスケープゾーンが殆ど無いので結構危険なゾーンです。私個人的には決して目一杯攻めずにポストの旗をチェックして、自分の安牌ゾーンで走るようにしています。
殆ど全てのコーナーに言えるのですが、筑波サーキット(TC2000)や富士や鈴鹿などの国際コースのようにコーナーにカント(傾斜)が着いてないので、簡単にアンダーステアが出やすい印象です。
ファストインファストアウト、アウトインアウトと言った普通のことだけどしっかり決めるのが難しい基本的なドライビングテクニックを磨くにはとても良いコースだと思っています。
袖ヶ浦の音量規制について
袖ヶ浦は音量規制がそこそこ厳しく、サーキット好きからもちょっと距離を置かれているサーキットの様です。
音量は95dbまでの規定、且つライセンスを取得するときに音量計測されます。ですので、直管マフラーの車両やナンバー無しレース車両、あと単純に爆音の車両は走るのが難しいと思います。
私のエイトは周りの皆さんからは結構音が大き目と言われますが…
ライセンス取得の際の計測では84dbで全然余裕でした(^^)v
コースの危険性は?
自分で走った感じですが、コース幅は広くて抜くのも抜かされるのも比較的安全な反面、基本的にコース外のエスケープゾーンが狭い印象です。
※撮影:なかじ~さん
且つ、コースの外側がグリーン(芝生のような草)のところも多いので、クルマがスピンなどして飛び出しちゃうと中々止まってくれない怖さもあります。
コース外は飛び出してしまった車を止めるためだと思いますが、溝が掘ってあるところもあるようです。そこにハマると足回りなど車両へのダメージもかなり出ちゃうと思います。
袖ヶ浦は必要な場所への縁石も徐々に設置され、年々走りやすく安全になってきています。せっかく設置された縁石ですし、それらをうまく活用しながら極力飛び出さないように走るのが吉。自分は...袖ヶ浦だけはコースアウト厳禁の気持ちで走っています。
雨の日は走ったことないので諸先輩方に聞いた話ですが、最終コーナー出口に川ができちゃうとのこと。前述の通りまさにその場所がブラインドになってるので相当気をつけないといけないですね💧
走行風景
自分が走った時の動画のリンクを貼っておきます。
コースの雰囲気や風景、速度レンジなどご参考になれば幸いです(^^)
ピットはどんな感じ?
そんなには立派ではありませんが、ピット1つで詰めれば2台の車が停められるくらいの広さです。
電源は各ピットに用意されていますが、エアはピットにはなく建物のところにあります。
モニターはピットごとにはありません。事務所付近に一台ありますが、奥の方のピットからは結構距離もあるので見るのはちょっと厳しいかも。
サーキットの施設は?
パドックはかなり広々しており結構な台数が入れます。袖森フェスなどでは200台近い車を停めることが出来ています。
食堂はあるのですが、私も利用したことありませんし、他にも食堂を利用した方を見たことがありません😅
今度勇気を出して入ってみようと思います。
…って営業してるのかしら?💧
トイレは建物内の個室はウォシュレット!
袖ヶ浦は割と新しいサーキットだからでしょうか、この辺は抜かりないようです(笑)
私の場合、サーキットに行ってお腹痛くなることが結構あるので、ウォシュレットは本当に嬉しいです🙏
走行代は?
ライセンス走行ですと、一枠30分で平日3,600円、休日4,200円です。
http://www.sodegaura-forest-raceway.com/sport/index.html
一枠30分って結構長いので、枠の時間がもう少し短くて安かったら最高なんですが...
尚、ライセンス走行だと計測サービスがないのでラップを測る場合は、GPSラッパーを使うか、正確に測りたいならLAPHSHOTなど磁気式の計測器具が必要です。
走行会ですと、袖森フェスティバルで開催される走行会なら、1枠20分×2本で18,000円(2019年情報)くらいで走れます。こちらは計測サービスが付いています。
sodemori-festival.jimdofree.com
上記は休日の走行会の料金ですので、袖ヶ浦は結構お得感のあるサーキットだと思います。
まとめ
袖ヶ浦フォレストレースウェイはアップダウンあり高速コーナーありと、ワタクシ的に一時期小さなスポーツランドSUGOだと思って走ってたくらい、下りからのスリリングなハイスピードコーナーが味わえる楽しいサーキットです。
都心からのアクセスも割と良いためか、近年ではプロによる試乗会や、各種自動車媒体、YouTube動画の企画などでも使われたりと、近年存在感を増しているサーキットだと思います。
今回の記事がサーキット走行や、すでに走っているけど袖ヶ浦に何となく興味を持っておられる方の目に止まってくれたら嬉しく思います。
という事で、今回は袖ヶ浦フォレストレースウェイのご紹介でした。
ご意見、ご感想はもちろん、豆知識やコースの攻略法などなど、アドバイスも大歓迎です!
お気軽にコメント頂ければ幸いです。
次のサーキットインプレッションもお楽しみに♪
ではでは、今日はこの辺で。(^^)/