こん〇〇は!
最近、すっかりブログ更新が滞っておりまして申し訳ありません。m(__;)m
大分前の話になっちゃうのですが、去る10月に仕事でラトビア共和国に行ってまいりました。
私、海外旅行があまり好きではないのですが、ラトビアはとても印象深く面白かったので、簡単に旅行記をアップしたいと思います。
[目次]
ラトビアってどんな国?
有名なバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)はの一つです。
元々旧ソ連に属していましたが、1990年に独立を果たしました。
帝政ロシア支配→ラトビア第一共和国(独立)→ナチスドイツ軍政下→ソ連再占領→ラトビア共和国(独立)と複雑な歴史があり、国籍問題など複雑な政治事情を抱える国でもあります。
ラトビアの人口は約200万人だそうですが、人口の6割がラトビア人、3割弱がロシア人という人口構成です。人口は一時は右肩上がりだったそうですが、近年は若者がより良い職を求めて西ヨーロッパに移住してしまうケースが多いらしく、中々人口が増えない悩みを抱えている、と現地のガイドさんが教えてくれました。
首都はリガ(リーガ)。旧市街の情緒ある建物がたくさん残っている美しい街で、ユネスコの世界遺産に登録されています。
詳しくは、Wikipedia先生をご覧ください。
ラトビアへの行き方は?
ラトビアへの行き方ですが、直行便がないのでどこかでトランジットする便になります。ヘルシンキやフランクフルト(ドイツ)、コペンハーゲン(デンマーク)経由などがあります。私はヘルシンキ経由で行ってきました。
乗った飛行機が成田10:40発JL413便だったのですが、成田の出発が30分遅れ、更にヘルシンキで入国にすごく時間がかかってしまい、ヘルシンキ16:10発リガ行きの飛行機に危うく乗り遅れるところでした。
ラトビアに行く場合ヘルシンキ経由は鉄板だと思いますが、トランジットの時間が短い便が多くちょっとしたことで乗り遅れる危険性もあるので注意が必要です。
ヘルシンキ空港のアジア人用ゲートは大変混んでおり、リガ行きの飛行きの登場時間が過ぎても入国出来なかったので、現地の係員にお願いし、個別に入国審査をして頂いて事なきを得ました。
※この混みっぷりでゲートが全部閉じちゃったらそりゃ厳しいです…(;^_^A
ヘルシンキ空港は入国審査の場所からリガ行きの飛行機の搭乗ゲートまでがすごく遠い(多分1.0km以上ある感じ💦)ので、おっさん一同…乗り遅れないように必死で走りました。
因みに…必死に走って乗継便の搭乗には間に合ったのですが…
離陸した飛行機のランディングギアが格納できず…離陸して30分でヘルシンキにUターン。次の便がいつ飛ぶかとかアナウンスないし、何故ヘルシンキに戻ったのかも説明がなかったので…かなりビックリしました。
※次の便でCAさんの会話で、トラブル内容が分かりました。
今となっては笑い話ですが、現地では飛行機降ろされた後バスの中で1時間以上待たされるし、トイレ行きたかったのに行けないし、ちょっと参りました。(;´Д`A
航空券のチケットは、JALとFINNAIRのコードシェア便でエコノミー片道10万円くらいでした。格安チケットを探せばもっと安く行けそうです。
リガの街並みは?
日本語表記だと「リガ」ですが、ラトビア語表記では「Rīga」であり「リーガ」と発音するのが現地発音に近い…と現地のガイドさんに教えていただきました。
さて、リガですが「バルト海の真珠」の異名通り、素晴らしい街並みでした。
リガ滞在中、時間があれば散歩がてら歩いたり、朝はジョギングしながら旧市街付近を回ったり、夜の明かりのともった街は本当に美しく、本当に見て歩くのが楽しい街並みで感動でした。
カメラを持っていかなかったので、スマホで適当に撮った写真ばかりですが、旧市街の美しさや楽しさがちょっとでも伝われば幸いです。
バルト海見てきた!
クロージングパーティがリガからバスで30分ほど北に移動した場所でして、丁度バルト海を眺めることの出来るレストランで開催されました。
正確にはリガ湾を見てきたのですが、海はつながってるしバルト海には違いありません(笑)
初めて訪れるバルト海、ちょうど夕暮れ時のきれいな風景に感激でした。
ドイツからいらしてたエンジニアの方と仲良くなり、テンションも上がって2ショット📷
日本を旅行したことがある方で、終始ご機嫌で楽しくおしゃべりさせていただきました。
帰りは近くにあった「Dzintari」(なんて読むの??)という駅から電車に乗って「Riga」まで帰ることに。
お恥ずかしながら、私海外で電車に乗ったことがなかったのですが、今回は一緒に行動していた皆さんとで何とかなるだろうとチャレンジ。
ほぼ真っ暗でしたが、海外での車窓の雰囲気を楽しむことができました。
因みに…Dzintari駅がちょっと辺鄙なところにあったせいだからかもしれませんが、夜9時過ぎに駅に行くと券売場は閉まっているし、駅員さんもいませんでした。
どうやら駅がしまってからは、切符は社内で車掌さんから購入するシステムの様です。
Dzintari~Rigaまでは電車で約30分の距離なのですが、一人2ユーロくらいでした。
高くもなく安くもなく…まあ普通でしょうか。
食事は?
ラトビアでの食事…文句なく美味しかったです。
ラトビアに住んでいた友人は「ラトビアは肉が美味しい」と話してましたが、まさにその通りで牛も豚も鳥もとても美味しい!
肉以外にも野菜もとても美味しい。
新鮮だし、煮込み料理もちゃんと出汁が素晴らしかったし、現地で頂いた料理はすべて美味しかったです。
お魚を使った料理が多いのも特徴的。
お魚の出汁がとても美味しいスープもありましたし、おそらくラトビア料理は日本人の口にかなり合うと思います。
ラトビア最高!!
なお、主食はじゃがいも。
※写真はビーフストロガノフなんですが、コメじゃなくてジャガイモです😅
ラトビアはじゃがいも大国らしく、じゃがいもは本当に美味しかったのですが…毎日じゃがいもだとちょっときついかも(;^_^A
主食はやっぱりお米が良い…ってつい思ってしまいました。
後は…海外に行ったら何はともあれお酒でしょ!
夜は毎晩飲み歩いたし、現地の美味しいお酒、お土産にすべし銘柄などについても書きたかったのですが、アドセンス規約に抵触しちゃいそうなので残念ながらやめておきます。ごめんなさい( ;∀;)
因みに…ラトビアで和食を食べるなら…
このYAKUZAというお店が有名らしいです(笑)
リガ空港にお店があったのでウナギの寿司と(何故か)トムヤンクンを食べてみたのですが、とても美味しかったです!
ですが…寿司とトムヤンクンとビール1杯で45.6ユーロ…約5,500円(;´・ω・)。。。
お値段以上…じゃなくて、めっちゃ高くて涙目でした。
ちょっとだけ最新のMaaS体験も!
以前、このブログでジタルトランスフォーメーション(DX)の話題をアップしたときにご紹介した電動キックボードの世界がラトビアにはありました。
ラトビアでは電動キックボードを、誰もが普通にスマホで決裁して乗ることができ、その辺に乗り捨てできる仕組みが提供されています。
MaaS先進国であるフィンランドの近隣国であるラトビアではありますが、思いがけずこの体験ができたのは本当に驚きました!
因みにバスも現金支払いは出来ないようで、バスカードを購入し回数券をチャージする仕組み。
前述した列車の旅以外で現金が必要なシーンはほぼありませんでした。
自分が海外に行くと切にそう思うのですが、キャッシュレス決済は本当にありがたいです。
来年のオリンピックで沢山の海外の方が日本にいらっしゃると思いますが、不慣れな通貨での現金払いには戸惑う方がたくさんいらっしゃるはずです。都心だけでも更なるキャッシュレス化を進めてもらいたいものです。
観光もちょっとだけ行ってきた!
バウスカ城
まさに、RGPのお城のような雰囲気。
軽く崩壊が始まってるような外観が歴史を感じさせます。
Wikipedia先生によると、1706年の北方大戦中に、城と宮殿の両方が撤退するロシア人によって爆破され、復元されず放置されているとのこと。
係員の方の衣装は当時を印象付けるものなんだと思いますが、黙っているとまるで絵のような佇まいに驚かされます。
写真だと、お姉さんたちが本当に絵のように見えませんか?
旅行先としてヨーロッパって全く興味持ってなかったのですが、今回ラトビアを訪れて、バウスカ城見学を始めガイドさんにラトビアの歴史や文化を教えていただいているうちに大分意識が変わってきました。
歴史を知っていた方が施設見学は何倍も楽しめますね!
ルンダーレ宮殿
『一体、どんな大金持ちが住んでいたのだ??』
と言いたくなるような立派な宮殿です。
事前の勉強一切なしで訪れてしまったので、建物が建造された背景や見どころなどは落としているかと思いますが、建築物や展示品の美しさにただただ感動でした。
このような芸術的な建造物が戦争中、壁画などペンキ塗りされてしまうなど汚されてしまい、修復するのに修復するの多くのお金が必要だったとガイドさんはおっしゃっていました。
Wikipedia先生によると、1972年から2014年までの総復旧費用は840万ユーロ(約10億円)かかっているとのこと。
見学した感じだと大半の修復は終わっていそうですが、ペンキで塗られてしまった壁画の復元などは今でも続けられている様でした。
宮殿の外の庭園も見学することが出来ます。
沢山の草木やシンメトリーな造りなど、整えられた美しさが感じられる場所でした。
こんな感じのラトビア旅行でした。
今回お仕事で行ったので観光もそこそこしかできなかったのが本当に残念。
回れなかった名所を回ったり、美味しそうなお店に入ったり、現地の人と交流したり、もっと自由に楽しんでみたい。
次回は、仕事じゃなくて自腹でいいから自由に行ってみたい、ラトビアはそんな風に思わせてくれる面白い国でした。
このブログをご覧いただいている方で「これからラトビアに行ってみようかな」と思っている方の背中をちょっとでも押すことが出来たなら幸いです。
また、ラトビアの見どころなどご存知の方がいらっしゃいましたら、是非とも教えていただけると大変嬉しいです。
ということで、今回のブログはこの辺で。(^^)/