ガンダムおたくのカーライフ🚗略してガンカラ!

クルマやガンダム、自分の体験したコト、日々興味のあるコトについて語らせていただきます

発売して8年 FIAT500Sの楽しさをオーナーがインプレッション!

こん〇〇は!
今日は拙宅の愛車であるFIAT500S(チンクエチェント:通称チンク)の良さを語ってみたいと思います。

チンクとの付き合いは今をさかのぼること8年前。FIAT500のツインエアが出た時に初めてFIAT500を購入したことから始まりました。
その当時ツインエアモデルは日本では単一クラッチ方式のデュアロジックモデルのみの販売でした。グレードはloungeとPOPがあり、POPの方が内装が可愛らしかったのでそちらを購入。多少のオプションはつけましたが、ノーマルでおとなしく乗ってました。
サイズ感が手頃で、街中を乗り回すには非常に使い勝手がいいクルマでした。

当時、デュアロジックについてこんな風にみんカラで語っていたのですが...

世間では評判の悪いデュアロジックですが、私はかえってオンボロ感が増す様な感じがしてちょっと気に入っております。
確かにAUTOモードでは変速ショックが大きかったり、MTモードで手動切り替えをしても空走感があったりするところは残念ですが、通常のATやCVTよりダイレクト感があってアクセル操作に対してしっかりレスポンスするところは好感が持てます。

 そのデュアロジックがちょっとダメでして…💧

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クルマの方で自動でやってくれる半クラがちょっとヘタデく...微速前進時に速度コントロールしにくく、一旦停止の多い狭い住宅地の路地🏘や渋滞時の運転にストレスを感じてました。
今時のATなら殆ど感じることがない、変速ショックの大きさも気になってました。

 

そんな時に販売開始されたのがFIAT500SというMTモデルでした。

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※撮影:ハイウェイスターRさん
『やっぱりFIAT500乗るならMTだろ!』と思い立ち、2013年9月に乗り換えを決意。

前置きが長くなりましたが、ここからはFIAT500Sのご紹介とインプレッションをお届けします。

 

[目次]


FIAT500S諸元

ミッションがMTになったくらいで、間違い探ししないといけないくらいPOPと変わってません(笑)

全長×全幅×全高(mm):3,585×1,625×1,515
ホイールベース(mm):2,300
車両重量(kg):1,010
エンジン仕様・型式:312A2 直列2気筒SOHC8バルブ ICターボ
総排気量(cc):875
最高出力:85ps/5,500rpm
最大トルク:14.8kgm/1,900rpm
トランスミッション:5MT
駆動方式:FF

 

走りの面

FIAT500Sのタイヤサイズは185/55R15という、ほんのちょっぴり低扁平ですが、今時だといたって普通のサイズ。
最近の日本のコンパクトカー(デミオとかノートとか)と比べると、FIAT500Sの足はかなり柔らかめ。伸び側のサスストロークも結構あるようで、かなりハードに走らせても危ない感じが少なく接地感があります。

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※参考画像 撮影:魅さん
路面が悪いところをゆっくり走ってると多少ひょこひょこしますが、これもキャラクターかなぁと。

高速道路でのロングツーリングはヨーロッパ車らしく一番得意な領域です。
制限速度+αではまったく問題なし。短いホイールベースながら想像する以上に直進性は良く、むしろ快適に走れます。

 

コーナリングは一般的な日本車と比べるとアンダーステア傾向が強く、あまりパキっとは曲がりません。フィーリングはいたって普通で適度なダルさが街乗りでの運転のしやすさに繋がっていると思います。重箱の隅をつつくのであれば、電動ステアリングのフィーリングが如何にもモーターっぽくて若干違和感があります。

 

加速性能は世間のインプレの通り。普通に使うには申し分なく2,500rpmも回せば街乗りでは十分なトルクを発生します。

※加速性能については、下でサーキットを全開で走らせた時の動画を載せましたので、ご興味あったら是非ご覧ください。
4速1,500rpmくらいでの巡航では非力感アリアリですが、エンジンがオンボロ車っぽい『ぼろろろー』音を奏でてくれて、なんとなくレトロな雰囲気に浸れます。
とはいえ、所詮0.88Lターボ、非力なもんは非力なので、オンボロ車を思い切りぶん回して遊ぶ楽しさも味わえます。

エコモードなるものもついていますが、これが少々かったるい。そして残念なことに使っても燃費が伸びない。( ;∀;)
故に我が家では常時エコモードはOFFっております。

 

アイドリングを外で聞いてみるとまるで耕耘機みたいな音。これを可愛く思うのだから人間の感性も不思議です。
回すと、2気筒のパタパタ音から4気筒に近い感じの粒の整った綺麗な(2気筒らしさがあまり感じられない)音に変化します。
排気音は主張が無いですね。もう少しラテン風味のエグゾーストノートがあってもいいのかな?と思います。


MT DRACOさんのツインエア用のマフラーを出されていますが、2気筒様に調律された粒のそろったサウンドは必聴です!

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このサウンドがノーマルだったらもっと良かったなぁって思います♪

 

今時当たり前のアイドリングストップ機能も、国産車と比べると再始動のレスポンスが遅いとか、結構振動するとか弱点もありますが『無駄なガソリンを消費しないぞ』っていう気持ちにさせてくれるのは大事ですよね。

燃費は都内・市街地のみだと大体13~15km/L位。高速巡航だと20km/L以上走ります。
以前10km(高速7割、下道3割)エコランしたときの最高記録は驚異のリッター28km!!燃費性能の実力派です。

 

サーキットインプレッション

これは私ならではのインプレですかね(笑)

一言でいうと、すごく遅いですけど十分楽しめます!
ブレーキパッドはノーマルのままでしたが、数ヒート走ってもストッピングパワーも落ちないですし、フェードすることもなく最後までフィーリングがしっかりしています。
流石欧州車と思わせる走りのクオリティでした。

筑波サーキット1000でのベストタイムはどノーマルで48.5秒くらいでした。

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チンクでサーキットを楽しんでいる雰囲気を感じていただけたら幸いです。

シートをバケットシートにして、車高落としてバネレート上げてデフが入ったら46秒~45秒台くらいで走れちゃいそうです。


エクステリア周り

アバルト500ほどアグレッシブでなく、普通のチンクほどの可愛さはなくなった中庸な感じ?ちょっぴりスポーティな装いになってますが、基本は可愛い路線は踏襲されていると思います。

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写真のとおり我が家のチンクは赤なのですが、正直塗装が弱いです。
すぐ傷つきますので、これからご購入される方は洗車やメンテナンス時にご注意を。
後忘れちゃいけないワイパーのビビり対策...標準のワイパーはビビリますし若干拭き残しもあります。油膜をきっちり落として液体ワイパーなどでのコーティングを定期的に行う必要があります。
この辺は、雨の多い日本対策がなされている国産車に大きく劣るポイントでしょう。

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ちなみに、ドアミラーが自動格納じゃなので車内からたためません。日本では200万以上するクルマなのに手動とは…


インテリア関連

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以前乗っていたPOPの時はインテリアがチンクの中で私が大好きなポイントだったのですが、500Sになってからは黒っぽくなってポップ感がなくなってちょっと残念なポイントです。

シートはホールド性は今一つですが、ロングツーリングする際には疲れが少なく違和感もないので、これできっと正解のつくりなのでしょう。

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ヒップポイントが高くて男性だと視点が高く若干違和感あるかもしれないですが、女性はに運転しやすいようです。
こんな普通のシートなのに、背もたれを倒すのがセミバケレカロの様にダイアル式なのには面倒で閉口しました。

 

シフトレバーは一般的なMT車と比べるとかなり高い位置にありますが、操作しやすくて気に入っています。

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シフトフィーリングはFR車のようなかっちり感はなくごくごく普通。

ハンドルはFIAT500Sの場合、デザインがなんとなくスポーツモデルっぽくて格好いいのですが…好みの問題だけど、自分はちょっと太すぎると感じます。

よく言われてるカップホルダーの底が浅すぎてペットボトルとかが倒れちゃう・・・は、本当にそのとおりです。私は走ってる最中缶コーヒーが倒れてこぼれたことがあったので、対策したほうがいいです。( ;∀;)

後、目立ってませんが標準で7つのエアバッグと横滑り防止装置がついてるのは、中々ポイント高し!

ラゲッジスペースはこんな感じ。

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大人二人の旅行には十分な広さです。ゴルフバッグは後部座席を倒さないと入らないですね。
後部座席は・・・近距離なら2人乗車可能だと思いますが、足元も頭上も狭く長距離はちょっと苦痛でしょう。


故障について

よくイタリア車は壊れる壊れるって言われてますが、FIAT500Sは購入後約6年所有していますが、故障したのはエアコンパネルの裏側のハロゲン球が切れたことくらいで、故障も不調もゼロ。
お世話になっているディーラーさんがしっかり見てくださっているからだと思いますが、かなり優秀だと思います。この点の不満はゼロです。


総評

細かい点駄目な点も痘痕もえくぼ。レトロ風味の効いた乗り味がたまらなく楽しい、クルマと遊んでる感を感じられるよきクルマです。

VW-POLOの様なしっかりとした走りの質感みたいなものは無いですが、『次はどこへ行こう』って考えたくなるワクワク感、『なんとなく楽しいクルマ生活が送れそう』という感じが一番のウリだと思います。

ダイソンの掃除機だったりお掃除ロボットのような『なくても困らないけどあったら何となく楽しい感じ?』というのが今時の商品コンセプトでは大事だと思いますが、FIAT500は上手く商品化できていると思います。
結果、徐々にファンを増やし、今では街でFIAT500をかなり見かけるようになりました。まだまだ人気は健在のようです♪

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※撮影:ハイウェイスターRさん

現行のFIAT500が販売されてもう10年以上たちますが、いまだモデルチェンジされていません。現行踏襲というと聞こえはいいですが、世の中に受け入れられている現行型から変えるは中々難しいのでしょう。

ですが、そこは是非イタリアンテイストを存分に詰め込んで…新しくても、やっぱり可愛さと楽しさの予感が詰まったチンクで出てきてほしいものです。
いつかは出るであろう次期チンク、のんびりと楽しみに待ちたいと思います。

かなり長くなっちゃいましたが、今日はこの辺で。(^^)/